空を見上げること
毎週土日はジョギングの日で、約5キロを30分ほどかけてゆっくり走っている。
走っている時は、ネガティブなことは考えられないし、身体の動きを意識しながら、風を感じたり、汗を流したりするのは本当に気持ちがいい。
走りながら、いつも空を見上げる。
プラネタリウムに行かなくても、望遠鏡で星を見なくても、晴れた日に空を見上げれば、こんなに簡単に宇宙の存在を感じられる。
空と雲を見上げると何となくドーム型のようになっていて、鳥の目になって一気にその視野を引き上げると、宇宙の中の地球、地球の中の柿の種みたいな日本、そして豆粒よりも小さな自分を感じられる。
一瞬でもその感覚が得られたら、今自分がここにいて風を切って走っていることは「まぎれもなく奇跡」だと思える。
人間関係で思い悩んだり、仕事のことをあれこれ考えたり、将来を不安に思ったり、過去の失敗を引きずったり、、、、、ということ自体が、とてもとても小さく他愛もないことなんだと思える。
晴れの日はもちろん気分がいいし、時には曇りや雨の日もある。
雲のすき間から太陽が顔を出す時もある。
自分の人生の営みとは全く無関係に、宇宙や自然はそのサイクルを回し続ける。宇宙の壮大さと、ちっぽけな自分を対比させるとちょっと笑ってしまう。
難しいかもと思っていたチャレンジを「意外と簡単なことかも」と思えたり、他の人にどう思われるかを変に気にし過ぎていた自分に気づけたりもする。
この世に生を受けて、健康でいられることはとても幸せなことだし、プラスのエネルギーを自らが発することで、他の人と一緒に幸せになることができる。
それが生きる意味の一つだし、魂を磨く人生の旅において、忘れてはいけない大事なことなんだと思う。
自分がそれに気づくためのトリガーとなる行為は、空を見上げることだ。
一人でも共感してくれる人がいたらいいな、という気持ちと、目の前のことにフォーカスしすぎて辛く感じている人が、空を見ることで少し気持ちが楽になったらいいな、と思い、この記事を書いてみました。
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