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悪い習慣をやめる方法(禁煙編)

良い習慣を根付かせることはとても大事なことですが、悪い習慣をしっかりやめていくことも同じくらい大事です。

今回は、10年以上前に「私が禁煙に1回で成功した経験談」についてお話させて頂きます。


1.ヘビースモーカーだった頃

私は20代の頃はヘビースモーカーで1日1箱吸っていました。

特にタバコの味が好きだったというよりも、吸っている仕草や行為が格好いいと何となく思っていたのが強かった気がします。

Zippoライターのカッコいい火の付け方を研究して、学生時代はいつもシルバーのZippoをクルクル回して練習していたのを覚えています。

社会人になってからも、今では信じられないと思いますが、オフィスの中でタバコを吸えました。最近「踊る大捜査線」というドラマが再放送していましたが、織田裕二さん演じる青島刑事も湾岸署内で普通に吸ってましたね。

オフィス内ではさすがに朝から吸っていたわけではないですが、終業時刻を過ぎて残業を始めると、皆引き出しから灰皿を出して吸いながら仕事をしていました。

2.タバコを吸う理由って?

そんな私がタバコをやめようと思ったきっかけは、「禁煙セラピー」という本でした。やめようと思ったから買ってみたのではなく、何となく興味があって読んでみたという感じでした。

この本を読んでみて、一つ大きな気づきがありました。

タバコを吸う人はいろんな理由付けをしますが、結局のところ全部後付けだということです。

ストレスを感じている時も吸いたくなるし、
リラックスしている時も吸います。

やることがなくて暇な時には吸いたいし、
何かに集中したい時も吸いたくなります。

朝起きた時に眠気覚ましに吸う人は、
寝る前に心を落ち着けるためにも吸います。

何か特別な効能があるわけではなく、単純に軽い中毒に陥っていて、吸うためのきっかけや理由を後から付けているだけなんです。

このことに気づいた瞬間に、
「あ、これお金の無駄だし不健康だしやめた方がいいな」と思いました。

3.タバコの〇〇性はめちゃくちゃ弱い

タバコの中毒性って、じつはすごく弱いのはご存知でしょうか?

吸わないからとってアルコール依存症やドラッグ中毒の人のように、耐えられなくなって暴れたりパニックになることはありません。

片道10時間の国際便の飛行機の中で、タバコが吸えなくて暴れる人はいませんよね?眠っている間にタバコが吸いたくて目が覚めることもないです。

私がタバコをやめた方法はこんなやり方でした。

4.タバコを吸うための〇〇を上げる

タバコを吸うために必要な手続きのハードルを上げる、という方法です。

これはとても簡単な方法です。「1箱買って1本吸ったら残り全部を箱ごとゴミ箱に捨てる」という方法です。私がやめた当時は1箱20本で300円くらいだったと思いますが、1本で300円ということになり、単純にめちゃくちゃ高いです。そして、もう1本吸うためには、また買いに行かなくてはいけません。

テレビを見ないように、毎回電源ケーブルを抜く手法(見たい時は毎回電源ケーブルを差さないといけない)を少々過激にしたようなやり方ですね。

5.タバコを〇〇だと思い込む

スモーカーの人たち(当時の私も含め)は、人がタバコを吸っているのを見ると吸いたくなります。そこで、タバコを吸っている人は「白い棒状のもの(タバコです)から毒ガスを吸い込んでいる」と思い込むようにしました。

吸い込んだ先の肺がタールで真っ黒ドロドロになっているのもセットで想像します。そうすると、タバコを吸っている人を見た瞬間に「毒ガスに依存しているとても可哀想な人たちだ」と思えるようになります(笑

この2つを約1ヶ月ほど続けたら、吸わなくても大丈夫になりました。代替品としてミルク飴を常に3つほどポケットに忍ばせていたのも良かったです。

6.禁煙成功、そして・・・(後日談)

タバコをやめた後、数カ月足らずで一気に太りました(笑

味に敏感になり食欲が開花?したのか、私の人生での最重量を記録しました。それをきっかけに、スポーツジムに通い始め、プールで泳ぐようになり・・・

ここから先の話は、また別の機会にお話できればと思います。

私の経験談が、禁煙したい方のお役に立てば何よりです。

ここまで読んで頂きましてありがとうございます。もしこの記事がいいなと思ったら、スキ・コメント・フォローなどいただけますと嬉しいです。今後も私自身の経験から学んだことや、気づきなど発信していきますので、応援よろしくお願いします!

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