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頓服薬に踊らされて。

今週は大きな進展が見られて、平穏な日々を過ごせました。と週末に綴る予定だったのに、また憂鬱日記をつけようとしている。

今週はプレゼンをしなくちゃいけなくって、不安で不安でいっぱいだったから、通院した際に、いつも飲んでいる抗不安薬とは別に、即効性の高い頓服薬を頂いた。それを試してみたら、いつもは爆発しそうな程に緊張してしまうプレゼンがなんともなかった。そして、そのまま行ったご飯会でも、いつもよりも多く食べ物を口にすることが出来た。それで革命が起きたんだと錯覚してしまったのだ。ただ薬がすごいだけなのに、私ってすごいって。それでも、そう思っちゃいたいくらい、私にとってはとても大きな進歩だった。だって普通にプレゼンして、普通にご飯を食べれたんだもん。とっても嬉しかったから、舞い上がっちゃった自分のことを今回は許してあげて。

コーヒーを飲んだのが失敗だった。また別の日、比較的不安症状の出にくい仲のいい友達とスターバックスで勉強会をした。コーヒーを飲んで吐き気や不安の症状が出た経験は何度かあったが、今週の私はいける!と意気込んで注文した。
途中から雲行きが怪しくなり、友達と解散するまではドリンクに口を付けなかった。友達と解散した後、何口かに分けて飲み干してから電車に乗った。すると突然いつもの症状が出た。帰宅時間帯で人まみれの電車を飛び降りて外の空気を吸いに行った。とりあえず乗り換えの駅まで歩こうと2キロほどの道のりを風に吹かれながら、そして不安に効くという話の呼吸法を繰り返しながら歩いた。

着きたくもない乗車駅に着いてからは勝機のない戦いが始まった。立ちながら目をつぶって瞑想を試みた。心の落ち着く音楽を検索して大きめの音量で流した。窓から見える建物たちの数を数えた。
考えない、ってなんでこんなに難しいんだろ。すぐに苦しくなって、泣きそになって、悲劇のヒロインぶってる自分も嫌だし、でもどうしても正気を保てない。

ただ、なんとか降車駅で密閉空間から解放された今、気づいたことがある。最近は、不安が出たらここに綴るようにしている。今も電車であ、noteに書こうって思い出して、今まさに起きていることを書いているが、これが私の心を少し穏やかにしてくれていることに気づいた。すごい、対処法を1個見つけちゃった。気分は最悪のままだけど、なんかちょっと未来が覗けた。
やっぱり認めてあげるってことが大事なのかな。自分自身で、自分が苦しんでいることを認めてあげる。どうしてもこんな自分なんてって気持ちになってばっかりだけど、今も必要な時間だよね。
明日からもなるべく後ろを振り返らないように、がんばっちゃうんだから。

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