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毛玉を気にせず、無駄を楽しみ、ふっと笑う1年にしたい

ニット。カレンダー。ミニチュアのガチャガチャ。新年にわたしが買ったものたちだ。なんてことない普通の買い物だ。だけど、わたしにとっては大きな変化だった。

この変化をわたしは喜んでいる。これまでとは違う価値観にワクワクしている。そんな気持ちを新年早々感じることができたので、これを2025年初めてのnote投稿にしようと思う。


ニット

わたしはどうしても毛玉が気になる。ニットを着ると、どうしても日常生活を送る中で毛玉が生まれる。毛玉を気にしながら生活するのはものすごくストレスだったので、あるとき思いきってニットを着るのをやめた。全てスウェットに変えたらめちゃくちゃ快適だったので、ここ数年ニットとは縁のない冬を過ごしてきた。

ストレスもないし、毛玉取りをする時間もなくせるし、わたしにとってベストな選択だと思っていた。だけど今季に入ってから、なぜだかニットにわたしのレーダーが反応するようになった。

【本能】
「ふわふわに包まれたい・・・」
「やっぱ冬のニットは可愛いな〜〜〜」

あれだけ嫌っていたニットに急に惹かれ始めたのだ。どうした?これまで避けてきた反動か?わかっていてもダメな男に惹かれてしまうあれか???

【理性】
「待て!あれだけ嫌な思いをしたことを忘れたのか!?」
「また同じことを繰り返すことになるんだぞ!?」

これまでだったら理性が勝っていた。だけど、今季のわたしは違った。本能が勝った。本能に勝ってほしかった。


ニットを着始めて一週間ほど。ちゃんと毛玉ができてきた。けどわたしは気にしない。ニットは毛玉ができてなんぼ。毛玉だってよく見たら愛しいじゃないか。久々のニットは想像以上にあったかく、冬の醍醐味を感じている。


ゆるカレンダー

ある書店で目についた途端、ハッとして買ってしまったニシワキタダシさんの週めくりカレンダー。まさに「なんとも言えない」キュートさ。ゆるい。中身を開くともっとゆるい。思わずふっと笑ってしまう。

週ごとにしりとりになっていて、わけわからんって思うんだけどそれが天才的に絶妙で最高。


普段からキャラものは持たない主義。飽きがきたら嫌だし、子どもっぽい感じがするのもちょっと苦手だった。だけど、このカレンダーを見た瞬間2025年のテーマが決まった気がした。

「力を抜く」


考えることも悩むこともすき。その先に新しい思考や本当に自分が望んでいることに気づけたりするのが嬉しいからだ。だけどわたしはあまりにも考えすぎるときがある。極端な話、「明日何しようかな」と考えていたはずなのに、気がつくと「どうして人は生まれてきたのだろう」なんてことを考えていたりする。(こわ)

眉間に皺を寄せ、肩に力が入り、ガチガチに固まったバ○テリンの彼のようになりがちだったわたしは、もしかしたらそんな自分に疲れ始めていたのかもしれない。



ミニチュア

子どもの頃から小さいものがすきだった。特にミニチュアの食品サンプル。たまらなくかわいい。

だけど集めてはいなかった。なんなら一つもそのような類のものは持っていなかった。日々の生活を繰り返すうちに、「飾る」よりも「快適さ」「掃除のしやすさ」が優位になった結果である。

ところが最近、「まちぼうけ パンの場合」というガチャに出会った。見つけた瞬間、思わず「ハアッ・・・!!」とため息と叫びが融合した声が出てしまった。ガチャガチャ。前のわたしだったらまずやらない。「なくても困らないもの」にはお金を使わない主義だからだ。しかしこのときめきは・・・。


300円でときめきと、いつか訪れる掃除の手間を買った。つまりときめきが勝った。正直いうと無駄遣いのように思う。だけど、今のわたしはこういうちょっとした無駄遣いをあえて楽しみたいと思っている。

デスクのモニター下をお家に。
「仕事まだ終わらないの…?」と待たれているようでなんとも愛しい。


2025年。こんな感じで過ごして参りたいと思います。
みなさま本年もどうぞよろしくお願いします!


#note書き初め

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