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初の文学フリマ出店を振り返ろう【文学フリマ広島7 2025/2/9】

 本日二月十日、無事に北海道に戻ってまいりました。文学フリマが昨日のことだったなんて信じられん。
 まだ記憶のあったかいうちにもろもろまとめておこうと思います!


出店の準備

 二年前の文学フリマ札幌への参加側がきっかけで出店を決めた今回でしたが、出店を本気で決意できたのは最初の作品『うつくしいひと』が書けたからでした。


 ええいままよ、というのはこのこととばかりに文学フリマの公式サイトを叩き、当時はそのまま抽選無く申し込みすれば参加決定のタイミングだったので、参加料をお支払いして終了。
 広島という土地への参加を決めた理由は、夫の実家が広島だからです。単純!

 あとは実際に何を持っていくかの話になってきます。
 私の場合は最終的に文学フリマ広島に間に合うように『とらうまとむきあう』が作成できたこと、また広島の思い出を無料配布+安価販売できたことがあり、計三冊の持ち込みでした。
 プラス、今までに趣味でイラストを描いていたこともあってしおりや本を題材にしたステッカーなども作っていたので、それも合わせて販売したいと思ったので今回の品揃えになりました。


お品書きの作成も先輩方から教わった知恵・・・これ必須!

 問題は何をいくつ持っていくか。
 最初の出店なので、まあ売れないだろうという気持ちでエッセイは各15冊ほど、グッズ関連も1デザインにつき5枚程度、というような少量での参加でした。

大陸大移動

 事前に荷物は広島に送り、いよいよ文フリ数日前に新千歳空港から広島空港へ。着いたら何故か雪が降っている。何故か。
 私は雪が多いと寒さが可視化されているのでなんとか乗り越えられるのだが、雪が無いのに寒いと理由がわからないのでいつもより寒く感じてしまうたちです。
 前日は市内を楽しみましたが、広島はもう何度も来ているのでもはや実家みを帯びてきている。明日の文フリのためにも元気を蓄えておかなければならないので、ステイ先でゴロゴロしまくりました。
 部屋でごろついている間も、文フリ本部から来た指示書を確認。搬入時や販売時のマナーなどは全てここに記載してあるので、読み込めばOK。
 ちなみにですが、文フリ出展者様は今までにもnote上に「こんなのあると便利だよ」というような持ち物チェックリストなどを掲載してくださっているので、大いに活用させていただきました。

文フリ当日!搬入

 いよいよ文フリ当日、私は十時過ぎに会場入りしました。
 夫の家族に送ってもらい会場につくと、何故か建物前に長蛇の列ができており、嘘だあ、こんなに人気なイベントだったの?と思ったのですが、同じ会場の別部屋で開催されていた爬虫類関連のイベントに子供たちが並んでいることが判明。それでも文フリ側にも入場者の方が並んでいて、すごいビッグイベントだと思いました。
 自分のブースはすぐに見つかり、お隣の方に挨拶して早速設営開始。設営し慣れていないので、夫と二人でもたつきまくる。
 家で事前にブースの設営を練習している方がたくさんいらっしゃいましたが、あれはやっておいたほうがよかったかもと後悔しました。

 それでも下調べで購入しておいた以下はとてもよかった!

ポスタースタンド

 コンビニでA3にでかでかとお品書きを印刷し、テーブルの際に置いておきましたが、かなりの方々がお品書きをご覧くださっていました。

小物置き?

 グッズ販売の際、これが非常~~~~~~~~~~~~に役立ちました!ブース作成時は縦のラインを意識して作成するとおっしゃっていた方が沢山いらしたのですが、全くその通り!

 テーブルに布を敷き、とにかく見やすいブースをと思い作成した姿がこちら。


文房具うつってるけどな。

 な、何とか様になった・・・?結局設営はなんと10:52に完了。ギリやんけ

文フリ開幕!

 そしてついに文フリ開幕!会場前に運営の方からの挨拶があり、皆で拍手して始まったのが素敵でした。
 その後は超怒涛!とにかくブースを訪れてくださった皆様に挨拶し、会話し、ご購入いただければお会計をし、、、というか、そもそもそんなに売れないだろうと思っていたので、まさかレジ(小銭入れ)が開くとは思わず、本当にびっくりして、最初のお客様の時は手が震えました。しかも二冊まとめてご購入してくださったので、いい意味で開いた口が塞がらない。
 Twitterを見てきてくださったという方や、noteを見てきてくださった方、見本誌コーナーで立ち読みしてきてくださった方もいらして、本当に一つ一つがご縁で、有難く思いました。

 また、無料配布を今回シールにしたのですが、これがとっても良かった!
会場内でシールを持っている人がいて、どこのブースか探していてやっと見つかったと言ってきてくださった方がいらっしゃいました。
 フリーペーパーも検討したのですが、あえてシールというのがよかったかも。
 

今後参加時に覚えておきたいことの箇条書き!


冬場は意外と寒い

 緊張もあり会場が寒く感じたので、冬場は温かい飲み物やカイロ、ブランケットなどがあると良いと思いました。会場に寄って違うかとは思いましたが、広島にご参加の皆様には是非共有したい。

イスはケチらず二脚申し込む

 手伝ってもらった夫が所在なげにしている場面もあったため、次回からはブースに二脚椅子を申し込もうと思います。

売上を入れて置くケースを準備する

 おつりに必要な小銭入れとは別に売上を管理したい場合は、そのケースも準備しておいた方がレジ締めが楽だなと思いました。

ささっと食べられる何かを準備しておく

 場慣れしてくるとお腹が空いてくるのが人間の性。途中、夫の家族が差し入れてくれたおにぎりをもぐつくなどしましたが、さらっと人前で食べられてお腹にたまるものがもしあれば、それが良いなと感じました。
 また、チョコレートなどの糖分も大事!お水やお茶など、水分も事前にしっかり購入しておけば良かったと思いました。

無料ギフトの渡し忘れに注意

 書籍ご購入の皆様にフリーZINEをお渡しする予定が、ご購入いただいたことが嬉しくててんぱって、何度かお渡し漏れてしまいました・・・渡し漏れないように自分の目の前にメモしておくとか、最初からセットを作っておくとか、何かしらの工夫をしておくべきでした。大反省。

他ブースにお邪魔する時間意外とねえぞ

 私の場合ですが、自分の周りのことで手一杯で、他のブースにお邪魔する時間を捻出するのが難しかったです。
 事前に行くブースを決めておいたのですが、偶然の出会いも大好きなのでこれは残念だった。次回は椅子を増やして店を完全に誰かに任せる時間を作り、より文フリを楽しみたいと思います。

文フリ閉幕

 そんなこんなで五時間本当にあっという間でしたが、最後の十五分は他ブースに出店されている皆様が立ち寄ってくれた印象が強かったです。時間ギリギリまで開ける、というのも大事だなと思いました。
 終了後は運営の方々から速報値での入場者数の報告があり、またみんなで拍手。長机や椅子を片付けて、解散となります。

まとめ

 今回文フリに参加して、本当によかった!!!!!!!!!!!!!!
勇気出して参加したおかげで会えた方々もいらっしゃったし、またいつかどこかで会えるかもしれないというのも夢があって良い。
 そして私は文フリに参加する物書きの一人として、自分らしく書いていくことを愛していこうと思いました。
 

今後の憧れ

  • 友人と何か一冊作る。コンテンツは何でもいい。

  • 友人と文フリに出る。

  • ZINEを作る。写真やイラストが入っているもの。

  • カジュアルな題材の作品を作る。

  • 新しいイラストを描く。最近ちょっとイラスト熱が下がっている。

最後に

 長くなっちゃったけどこんな感じですが・・・
 もしよろしければ、本の感想を頂けると嬉しいです!次回作への励みになります!どうぞよろしくお願いいたします!



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