シェア
ほのじ介護録/余命3カ月の父とわたしの場合
2022年3月13日 09:32
デザインのことあらかた予想していたが、パンフレットに掲載されていた金額よりもお墓の購入金額は高かった。パンフレットに記載されているのは一般的な墓石を選んだ場合であって、好みの墓石を選んだ場合はその分の料金が加算される。契約を進めるうちに、「まさか、文字入れも追加料金か?!」との不安がよぎる。もちろん、墓石店(霊苑)によって違うとは思うが、わたしが契約した霊苑では名前や死亡日、誕生日
2022年3月12日 10:56
契約のこと見学を済ませて、わたしと姉はそのまま樹木葬の墓地を契約することにした。お墓の購入なんて人生でそうそうあることじゃないが、契約は至ってフツー。車や家を購入するのと同じように、書類にサインをして、押印して…といった具合だった。墓石のこと父が納骨される予定のお墓は、樹木の周りに一人用のお骨を入れる穴が掘られていて、その上に手のひらサイズの墓石が置かれることになる。ちなみに、樹木葬は夫婦用の
2022年3月1日 12:19
雪が降るかもしれない…そんなことを気にしながら、お墓探しの日程を決めていた。それだというのに、当日になってみたらパッと晴れて、絶好のお墓見学日和になった。疲れは涙となって姉と会うのは葬儀後の後片付け以来だったか…父が死んだ日、介護疲れのピークを迎えていたわたしは、家族のことを気遣う余裕なんてない程に心がズタズタだった。数十年来、姉とけんかなんかしたことがなかったのに、父が亡くなった日から数
2022年2月27日 13:47
期限付きの納骨堂期限付き…つまり、時期が来たらお骨を合祀しますよ~というもの。永代供養してくれる納骨堂ももちろんあるが、わたしが資料を取り寄せした納骨堂は十三回忌、十七回忌の節目で期限を迎えることになる。料金はもちろん十三回忌で合祀の方がお安い。人の生き死にに商売っ気が見え隠れするのは少々うんざりしてしまうが、仕方のないこと。むしろ、遠くに住む姉とわたしの十数年後を思えば…(還暦を迎えるか迎え
2022年2月26日 11:14
#1でお墓探しの旅 、つづく。なんて書いてみたけれど、第一候補のお墓を1時間足らずで契約できたので、【お墓探しの旅】は短い短い旅で終わってしまった。良いところとご縁があったのは良かったのだけれど、noteに旅の途中を綴りたい気持ちもあった。だから、【お墓探しの旅】というタイトルからは少し逸れて、見学したときのこととか契約とか、納骨までの経過を少し書いておこうと思う。お墓を買う経験なんて、たぶん