25歳のわたし
わたしらしく生きるために
わたしは、
"わたしらしく健やかに生きる" ために
大好きな看護師のお仕事を辞めて、
大好きな某雑貨店でのお仕事に進みました。
看護師のお仕事
わたしは、看護師のお仕事が大好きです。
きっと、これからもずっと。
大変なことや辛いこともたくさんあるけれど、
それ以上にやり甲斐があって、
様々な方と関わり、たくさんの経験ができる感慨深いお仕事です。
幸い、周りの方々にも恵まれてきました。
しかし、
常に人材不足でマンパワーの必要な医療現場は、
わたしの心と身体の健康を奪っていきました。
看護業界特有の16時間という夜勤のある不規則な生活によって、
元々朝型なわたしは、少しずつ少しずつ不調を感じるようになりました。
最終的には、睡眠障害や抑うつ状態……
不調はあったけれど、
大好きで天職だと思えるお仕事です。
だからこそ、正直とても葛藤しました。
これは逃げなのではないだろうか…
他の職種のお仕事ができるのだろうか…
色々な形で看護師を続けることも選択肢としてはありました。
しかし、今は自分の心身のことを考え、
自分と向き合う時間が大切だと感じました。
そして、たくさんたくさん悩んだ末に
大好きな看護職から一度離れることにしました。
某雑貨店でのお仕事
看護師を一旦辞めて、1ヶ月の自由時間を作りながら、
自分の心身と向き合いました。
某雑貨店でお仕事をすることに決めたのは、
わたしの人生における WISH LIST があったからです。
その一つに長年大好きな "某雑貨店に携わる" という項目がありました。
引っ越し先の近くに店舗があり、お店のスタッフの方々の雰囲気も柔らかくて、
お買い物に行く度にここで働きたいとずっと思っていました。
それまで定期的に募集していないかチェックしていましたが、
なかなかスタッフの募集をしていなかったのです…
諦めかけていた時、今回も募集は出ていないだろうと期待せず確認すると、
なんと、募集が出たばかりだったのです。
なんだか縁を感じました。
そして、迷わず応募しました。
面接し、結果、すぐに採用していただけることになりました。
わたしのお店への長年の愛が届いたのだと思います。
働き始めて、初めてのことばかりで大変ではありましたが、
周りのスタッフの方が本当に親切で素敵な方々ばかりで、
一からひとつひとつ丁寧に教えてくださりました。
大好きな空間で好きなお洋服を纏い、
優しく穏やかで温かい雰囲気のスタッフの皆さんとのお仕事は、
毎日がとても幸せでした。
また、教育体制やマニュアルがしっかりとしていて、
安心して働くことができました。
今ままで知ることのできなかったお店の裏側を知り、
より一層お店への愛が増しました。
心身のこと
夜勤のある不規則な病院勤務とは一変し、
朝起きて、夜に眠るという当たり前ではあるけれど、
わたしにとっては当たり前ではない生活にしみじみと幸せを感じました。
わたしは小さい頃から、早寝早起きの完全なる朝型人間でした。
看護師になると決めてから、夜勤があることは知っていたけれど、
やっていけば慣れるだろうと軽くみていました。
結局、いつもどこかが不調な日々を約3年も送ってしまいました。
あの頃のわたしに言いたいこと、
それは自分を大切にしてほしいということです。
自分でも不調なことは分かっていたけれど、
仕事柄仕方のないことだと言い聞かせていたのです。
少しでも早く自分の心身ときちんと向き合う時間を作ればよかったと、
後悔しています。
自身の不調に気が付いたら、できるだけ迅速に対処してほしいです。
自分自身に優しく寄り添った分、辛いことから遠ざかることができます。
休むこと=怠惰 ではありません。
意識して、きちんと休息を取ることが健やかな人生を送るための秘訣なのです。
今の生活
新しいお家とお仕事、
今年に入って環境が大きく変わりました。
自然豊かな町
大切な人と一緒に暮らす
朝起きて、夜に眠る
優しくて温かい職場で大好きなお仕事をする
睡眠障害はまだ波がありますが、
抑うつ状態は主治医も驚くほど順調に回復しました。
この変化は、わたしにとって良いものになりました。
最後に
25歳のわたしは、
人生の中で1番辛いのではないかと思うような年でした。
辛い中でも、順調に回復できているのは、
優しさに溢れた周りの人々に恵まれていたからです。
支えてくれた家族、恋人、友人、職場の上司や同期、先輩方、主治医に
心からの感謝を伝えます。
日々、感謝を忘れずに生きたいと思います。
現在、辛い時期にいる方もたくさんいらっしゃると思います。
ありふれた言葉にはなりますが、
乗り越える力があるからこそ試練を与えられたのだと思います。
そして、その経験から自己の成長に繋がります。
わたしには、支えてくれる大切な人たちや自分と向き合う力がありました。
実際にわたしも
自分一人だけでは何もできないこと、
"周りの人々の存在があるからこそ、できないこともできるようになる"
ことを学ぶことができました。
今、孤独を感じている方もいると思います。
けれど、どこかに必ずあなたの味方はいます。
どうか、それを忘れないでほしいです。
そして、次はわたしが誰かの支えになりたいと思います。
𖧧
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