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【適応障害になった大学生】  ただただ辛い

無気力。ただひたすらに無気力。

親には何も話していない。

ひとり暮らしの家で、ひとりぼっち、不安に押しつぶされる毎日。

SNSやYouTubeを見ていると、脳が溶けそうな気持ちになってくる。

カーテンは一瞬だけ開けた。

最近はあくびをすると、顎が強張るようになった(これは何?)。

外では春一番が吹いている。
窓が揺れて、ごぉーっと音がする。
それを楽しむ余裕はなくて、耳を塞ぎながら絶望する。

最近は何が辛いのかわからなくなってきた。
悲しいのか、悔しいのか、怖いのか。そのどれもなきもするし、どれも違う気もする。

ただただ日々を生きることが辛い。

多分、みんなの知らない私が今ここにいる。

私の人生はいつだって夢と希望で満ち溢れていて、誰が見たってキラキラしていると信じて疑わなかった。私の人生はこれまでも、これからも素晴らしいものなのだと、そう確信していた。

だけど今は、朝になると心が抜け落ちたように絶望する。何もかもがプレッシャーで、心が世界を拒絶していく。

私から努力を奪ったら、もう何も残らないのに。

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