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【適応障害になった大学生】  ネガティブさんとポジティブさん

私の中のネガティブさんは、急に暴れだす気分屋さん。

朝起きると、必ずそこにいるのを感じます。

だから、ネガティブさんの機嫌を取りつつ、暴れださないようにじっと耐える。静かになだめながら深呼吸をする。

それでも、「消えてしまいたい」と思うこともあります。

生きるって大変だなぁ、と。

自分のメンタルがすごく落ちていたとき、この大学に私の居場所なんてないんだ、私はいないほうがいいんだ、自分は価値のない人間なんだ、と毎日毎日考えていました。

こんなの、あまりに自分らしくない。
だけど、何もかもが綺麗事に聞こえて、どんな言葉も私の中には届きませんでした。

そんな絶望の中でも、私の中にいるいつもの私、ポジティブさんの存在もちゃんと感じていました。

少し冷静になる度に、「大丈夫、いつもの私はちゃんとここにいるから、また必ず戻ってこられる。」そう自分に言い聞かせながら、辛い波を耐え忍ぶのです。

それにしても辛い。

お薬のおかげで夜はだいぶ眠れるようになったけど、早朝に目が覚めるし、朝起きたときのあのワケワカラン感情だけは慣れません。

やりたいこともできない。
というか、何かをやりたいという感情が浮かばない。やらなければという感情に支配されている。

もう少し、今のこの何もできない自分とも上手く付き合っていきたいなぁと思います。

ネガティブさんとポジティブさんの共同生活はなかなか大変そうです。

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