【適応障害になった大学生】 少しだけ強気になってみる。
遠い場所ではじめましての人たちと、物語を作った。
年齢も出身も目的も、何もかも違う人たち。
でも、同じ何かに引き付けられて出会った人たち。
ただ語り合う。
お互いが持つ宝物を大切に渡し、それを受け取る時間。
久しぶりに、心がワクワクする瞬間に出会った。
ワクワクさせてくれる出逢いがあった。
夜はただただ笑いながら、見知らぬ街を徘徊した。
これは私が見ている優しい側の世界のお話。
ちゃんと見えてる。そこに居場所はある。
だから絶望しても生きている。
この楽しい出逢いも明日で最後。
全く違う人生が、この街でたった数日間だけ交わったと思うと、奇跡だなぁと思う。
あぁ、また寂しい。
私は寂しがりなんだなきっと。
寂しいと思うのなら、寂しいと叫べばいいや。
最近の私は、自分の心に少しだけ素直だと思う。
楽しんだ分だけ、きっと大きな反動が来る。
絶望と不安の波にさらわれる。
それはとても怖いし辛い。
だけど、今日はそれでもいいやと思った。
めいいっぱい楽しめる気力がまだ残っているなら、めいいっぱい楽しんで、めいいっぱい絶望してみるのも人生かもしれない。
少なくとも、今日の私は少しだけ強気だぞ。
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