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ネット時代、リアルに旅する意味あるの?東浩紀『弱いつながり』を読む
古今東西の名著を紹介していく「ほんのれんラジオ」。
vol.16のテーマは「なぜ旅をするのか?」シリーズ2本目は、批評家・東浩紀さんの著作『弱いつながり』をご紹介。「検索ワードを探す旅」の効用を探ります。
なぜ、旅先でこそGoogle検索が必要なの?
東さんはなぜ、娘の誕生をきっかけに旅に出るようになったのか?
「フィルターバブル」から抜け出せるのは、リアルな旅だけ!?
スマホ時代の新しい「旅」を考えます。
▼エピソード
東浩紀『弱いつながり』ざっくり要約
・旅先ではスマホを見よ?!
・若者よ、旅に出よ。ネットに深く潜るため
・日本語で「ケーララ州」と検索する可能性
・ネットに情報はある。しかし、検索しようとする「欲望」がない
・解説:ドゥルーズ&ガタリ「世界は欲望機械である」
・「弱いつながり」とは
・「ネットは階層を固定化する」
・平野啓一郎「分人」とも違う、東浩紀の「観光客」論
・村人↔旅人、そして観光客
・解説:ナム・ジュン・パイク「定住的遊牧民」
・なぜ、福島第一原発“観光地”化計画なのか
・既知の情報を「感情」でタグ付け
・統計的な最適はただの確率
・1回限りのこの人生をどう生きる?
・親子関係こそが、もっとも「弱いつながり」だ
▼「なぜ旅をするのか?」を考える「ほんのれん」旬感本5冊!
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『弱いつながり─検索ワードを探す旅』
東浩紀(著)幻冬舎文庫 2016
▼他4冊の旬感本紹介はこちらのnoteから
●『ウォークス─歩くことの精神史 』
レベッカ・ソルニット(著) 東辻賢治郎(訳)左右社 2017をご紹介しています↓
●『旅行の世界史─人類はどのように旅をしてきたのか』
森貴史(著)星海社 2023 をご紹介しています↓
●『ビジュアルアトラス 辺境見聞録─世界の果てを見てみたい』
ブルーノ・レゲ(著) 清水玲奈(訳)
日経ナショナルジオグラフィック 2024 をご紹介しています↓
●『日本の歴史をよみなおす』『ゾミア』『カレー移民の謎』『そろそろタイムマシンで未来へ行けますか』など、旅を考える10冊を紹介しています↓
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▼「ほんのれんラジオ」では、スマホ中毒、お金、組織論、アイデンティティについてなど、これまで16のテーマで本をご紹介しています。
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