「化石のマーケット」という名の大人の文化祭
こんにちは、営業部長です。
11月4日、5日に
TCA東京ECO動物海洋専門学校 第3校舎(恐竜校舎ダイナソーミュージアム)
にて開催された「第3回 化石のマーケット」に、
本のあて。としてブース出展をしてきました!
「化石のマーケット」は化石を身近に感じる為の新しいイベントとして、
今年で3回目の開催。
化石販売業者や古生物をモチーフにしたグッズのハンドメイド作家、アーティスト、恐竜や鉱物等の関連書籍を扱う出版社などがブースを出し、またTCA東京ECO動物海洋専門学校(国内で唯一、恐竜・自然史博物専攻をもつ専門学校!)の先生や生徒さんが会場スタッフを務め、2日間にわたって恐竜・古生物ファンたちを迎えるという、まさに古生物愛に充ち満ちたイベントなのです。
そんな素敵イベントに本のあて。も出展させていただくことに。
やった~! 楽しみィ~~!
喜ぶのもつかの間、いや実は序盤から薄々感じていたあの問題。
……グッズ、どうする?
どんなグッズが喜ばれるんだろう?
本のあて。の「中の人」は、フリーランスの書籍編集者(編集長)とフリーランスの営業マン(営業部長)であり、
作家でもなければデザイナーでもなく、
これまでオンラインイベントで特典のグッズを作ったことはあるものの、
本格的なグッズ制作の経験はナシ。
幸い、本のあて。には、生物イラストレーターのツク之助さんが手がけてくれたオリジナルキャラクターがあるので、このツパイちゃんと、
化石のマーケットなのだし化石を絡めたグッズにしよう!
というところまではすんなり決まったものの、
一体どんなグッズが喜ばれるのだろう?
そもそもお客様の層はどんな感じ?
家族連れが多いのか、それとも学生さん? 化石マニアな方たち?
適正な価格帯は? グッズは何種類くらい必要?
考え始めるとどんどん沼にはまり……、
あれ、これ結構準備とか大変だぞ……?
あっという間に腰くらいまで浸かったのですが、
ツク之助さんのアドバイスと編集長の
「結局、私たちが欲しいものを作ったらいいんじゃないか」の一言で、
・缶バッジ
・ステッカー
・ポストカード
・メガネ拭き
を作ることに決定。
さらに、本のあて。なのだから「本も売りたいぞ!」ということで、
誠文堂新光社様に快諾頂き、
編集長が制作に携わった2冊『ディノペディア』と『化石のきほん』も販売することに!
直近までバタバタ準備してしまいましたが、その甲斐もありとても可愛いグッズができました。
いざ、出陣
イベントは11月4日、5日の2日間。
出展場所はここ。
オープンの10時から間もなく会場内はお客様でいっぱいに。
ソロの方もいらっしゃいましたが、お子さんと一緒に来られているご家族が多い印象でした。
そしてみんなやはり恐竜が大好き。
服や背負っているリュックのそこかしこに恐竜が散りばめられていてほっこり&羨ましい光景でした。
マーケティングは大事
すると本のあて。ブースにも恐竜トレーナーに身を包んだ少年が来てくれ、
元気な声で
「ティラノはあるの?」
「ティラノは……ティラノは骨格の方があるよ! これはAMNH5027…」
「……(ふるふると首を横に振るしぐさ)」
どうやらティラノの骨格ではなく、生体のイラストものが欲しかった模様。
……マーケティングの大事さを学びました。
やはり現場でお客様の声を聴くのは大事。
そしてみんなやっぱりティラノが好きなのですね!
来年出展する際はティラノグッズも作ろうと心に誓いました。
SNSをみて来ました
課題を感じることも多々ありましたが、嬉しいことも沢山ありました。
その中の一つがSNSを見て足を運んでくださったお客様の存在。
「本のあて。さんですか?」
「SNSで見たメガネ拭き可愛いなと思って」
う れ し い !!
自分たちが呟いていることを見てくれている人がいるってこんなに感動するのですね。そして実際に会ってお話ができる。
イベント最高だよ~~~!
もっと色んなイベントにも出てみたくなったゾ!
ディスプレイ工夫のあれこれ
本のあて。としてはじめてのブース出展はそれだけで感無量だし、
リアルな場所で人と触れ合えるのはとても嬉しい。
しかし出展者としてものを作り、そこにお値段をつけて売っているからには、沢山の人に手に取って欲しいし買ってほしい。
当日現場でできることは限られてはいるものの悪あがきは大事。
ということで、イベント中ディスプレイ周りを試行錯誤しておりました。
ここから会場内のお客様の流れを見て、こっちのほうが手に取りやすいかな? と配置を変えてみたり、書籍の内容を確認できるように見本誌を置いてみたり。。
すると徐々にグッズを手に取ってもらうことも増えて、奥が深いなと思いました。
以上、2日間の大人の文化祭は戸惑い&手探り続きではありましたが、
フィードバックを頂きつつ、皆さんと楽しい時間を過ごせてとても楽しかったです。
次回イベントでお会いする時は更に成長した私達をお見せできるようにしたい。
引き続き、本のあて。をよろしくお願いいたします!
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