「ひとり旅」にまつわるエッセイ【5選】〜11月11日は“ひとり旅の日”
11月11日は“ひとり旅の日”ということで、これまで「ほんのひととき」に掲載させていただいた「ひとり旅」にまつわるエッセイを5本お届けします!
頼れるのは自分
ヤマザキマリさん(漫画家・随筆家)
父親を早くに亡くし、女手ひとつで育てられたヤマザキマリさんは14歳のとき、ヨーロッパに1カ月間のひとり旅に出されたそう。その頃に抱いていた想いと、自分が母親になって初めて子供をひとりでバスに乗せたときの想いを重ねて綴られています。
「苦しさを消化した後の30代はとにかく楽しかったです」
坂本真綾さん(歌手・声優・女優)
29歳のとき、思い切って5週間の休暇をとって一人でヨーロッパに行った坂本真綾さん。旅先ではとくに何もしなかったそうですが、たっぷりとある時間の中で、自分を苦しめていたものの原因に気づくことができたと言います。出産を経て得た、人生という旅に対する考察にも勇気づけられます。
ひとり旅 リスボンの海辺で気づいたこと
松木武彦さん(国立歴史民俗博物館教授)
ひとりが好きなわけではないが、いつも旅はひとりで出るという松木武彦さん。ポルトガルの首都リスボンで、歴史に想いを馳せながら旧跡をめぐったあと、暮れゆく街を見て胸に去来した想いとは──?
自分から離れる夜
モモコグミカンパニーさん(作家)
夏の思い出を作ろうと京都へ一人旅に向かったモモコグミカンパニーさん。自分から離れた時、自分自身の本質が見えてくるのではないか。月あかりに照らされた夜の海を眺めながら考えたことが、美しい情景描写とともに綴られています。
切っても切れない大事な島
沖昌之さん(猫写真家)
30代後半まで数えるほどしかひとり旅をしたことがなかったという沖昌之さん。重い腰をなんとか上げてたどり着いた猫島で、優しい島民とフレンドリーな猫たちに癒されながら過ごした日々のこと。お茶目な猫たちの写真とともにお楽しみください!
皆さんの「ひとり旅」にまつわる思い出やこだわりなど、ぜひコメント欄やSNSにお寄せください!
文=飯尾佳央
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