【東京国立近代美術館70周年記念展】史上初、展示作品の全てが重要文化財
東京国立近代美術館の開館70周年を記念する展示「重要文化財の秘密」が開催される。明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち重要文化財指定作品のみで構成される史上初の展覧会となる。
重要文化財とは、文化財保護法(1950年公布)に基づき、「日本に所在する建造物、美術工芸品、考古資料などの有形文化財のうち、製作優秀で我が国の文化史上貴重なもの等」について文部科学大臣が定めたもの。
今でこそ「傑作」の呼び声高い作品も、発表された当初は、それまでにない新しい表現を打ち立てた「問題作」でもあった。そうした作品が、どのような評価の変遷を経て、重要文化財に指定されるに至ったのかという美術史の秘密に迫る。
出典:ひととき2023年4月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。
▼連載バックナンバーを見る
よろしければサポートをお願いします。今後のコンテンツ作りに使わせていただきます。