横浜美術館が大規模改修を終えリニューアル、自由で開かれた空間に
西洋の近現代美術など約1万4000点もの作品を所蔵する横浜美術館が、約3年に及ぶ大規模改修を終えて3月15日にリニューアルオープンした。
世界に開かれた港・横浜にある同館の新たなミュージアムメッセージは「みなとが、ひらく」。「多様性」をコンセプトに、誰もが人、もの、考えと出会い、学び、自分らしくいられる空間を目指す。注目すべきは、吹抜けのエントランスが印象的な「グランドギャラリー」を中心とする「じゆうエリア」。作品を見ながらくつろげるラウンジや授乳室、美術図書館などを設けており、いずれも無料で利用できる(2025年2月にかけて順次開室)。さらに、美術館外の広場から中の様子を見られるガラス張りのギャラリーも新設。
自由で開かれた空間に生まれ変わった横浜美術館で珠玉のアート作品に触れ、思い思いの時間を過ごしたい。
撮影=新津保建秀
出典:ひととき2024年4月号
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