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【#わたしの旅行記】 たくさんのご投稿ありがとうございました!─受賞作品のご紹介─

このたびは、#わたしの旅行記 にたくさんの作品をご投稿いただき、ありがとうございました!

昨日、noteの公式アカウントにて受賞作品が発表されましたが、ここでは受賞者の皆さまよりいただいたコメントもあわせてご紹介いたします。



受 賞 作 品 の ご 紹 介


📒隠岐・海士町。「ないものはない」島のゆたかな時間

1つ目は、美しい文章と写真でひとり旅の魅力をしみじみと綴ったmayuさんの作品。

mayuさんがひとりフェリーに乗って訪れたのは、島根県の隠岐にある小さな島。歴史的には後鳥羽上皇や後醍醐天皇が島流しにされた地として有名ですが、近年はジオパークとしてユネスコの認定も受けています。穏やかな筆致で綴られた文章からは、島に流れるゆったりとした時間を感じることができますし、カーブミラーに映る島影や雨上がりの虹など、ファインダー越しに切り取られた風景も素敵です。

ほんのひととき編集長・飯尾

<mayuさんの受賞コメント>
この度は素敵な賞をいただき大変嬉しいです。ありがとうございました。海士町では自然の色が濃く、都会では出会わないさまざまな音がそばにありました。写真と文章で島の時間をおすそ分けできたら嬉しいです。


📒刀剣では日本屈指の佐野美術館にて職人技を見た

2つ目は、居合を嗜まれているタキカワスエヒトさんならではの解像度で“刀剣づくり”の奥深さを伝えた作品。

とくに刀剣に興味があったわけじゃないのですが、読んでるうちに自分が「刀剣男子」になったような気がしてきました。実質本位のいい展示を見て、自分の好きなもので心が満たされた時の充実感が、簡潔な文章から伝わってきます。三島にはいい景色とか、おいしいものがたくさんあるのに、それには目もくれないストイックさ。もちろん書かなかっただけで見たり食べたりしてるのかもしれませんが、その取捨選択も旅行記の妙ですよね。

月刊誌「ひととき」編集長・海野

<タキカワスエヒトさんの受賞コメント>
お知らせをいただきとても嬉しいです。noteを始めて2年。できるだけ感じたままをわかりやすく書く「随筆」を心がけています。これからも私の見聞きした感動を、たくさんの人に読んでもらえるよう書き続けます。


📒奥歯に空芯菜が挟まったまま伝える妻への愛

3つ目は、ご夫婦で台湾を旅した際に起きたハプニングをユーモラスに綴った遠藤さんの作品。

まずタイトルから強烈なインパクトです。香りの描写が非常に上手で、読んでいて台湾の「におい」をリアルに感じられました。旅という非日常の中で、しかも奥様の誕生日というこの上ないシチュエーションと、奥歯に食べ物が挟まるという日常の中で起こる小さな事件とのギャップに笑いを堪えきれず、台湾を訪れた暁には空心菜のニンニク炒めを食べたいなと思わせる秀逸な旅行記でした。

書籍編集室・木村

<遠藤さんの受賞コメント>
輝かしい賞を頂き誠に光栄に思います。受賞を知った際『んなバカな』とメールを二度見しました。多くの方に読んで頂きたいです。嫁の誕生日も報われます。僕のよだれの匂いがバレてしまう事、それだけが悔しいです!


📒そのほほえみに恋をした

4つ目は、スリランカを旅した斉藤夏輝さんの包容力を感じさせる清々しい作品。

スリランカで木彫りの仏像をお土産に買った斉藤夏輝さん。海外で値付けされていないものを買うとき、どんなに値切ってもモヤモヤした気分になることってありませんか? そんなときは、旅先での“一期一会”を大切に想えば、晴れやかな気分を手に入れられるのかもしれません。仏像を迎えたときのご家族のくだりも微笑ましく、とても満たされた気持ちになりました。

ほんのひととき編集長・飯尾

<斉藤夏輝さんの受賞コメント>
お土産屋さんのおじさん、俺、やったよ!
今は遠く離れた島に行くことができないから、仏像の前で手を合わせて受賞の報告をしました。いつかスリランカにまた訪れたとき、彼らに直接会って報告したいと思います。


📒最後の晩餐は、願わくばウニ丼

5つ目は、子どもの頃に遡ってちょっと切ない旅の記憶を振り返ったつる・るるるさんの作品。

子どもの頃、祖母と二人で北海道に出かけたつる・るるるさん。とある失敗に落ちこみ旅を楽しめなくなっていたところ、立ち直るきっかけを与えてくれたのがおばあちゃんの注文したウニ丼でした。それから20年の月日が流れ、交わされる二人の会話におもわず鼻の奥がツンとなりました。独特な言葉のチョイスにも時折クスっとさせられる、心温まる旅行記です。

ほんのひととき編集長・飯尾

<つる・るるるさんの受賞コメント>
楽しい旅行、おいしい旅行、豪華な旅行……。さまざまな旅行が頭をよぎるなかで、一番心に残っていた「苦い旅行」。その話がまさか賞をいただけるなんて、光栄です。いただいたギフトカードで祖母とウニを食べます!


受賞者の皆さま、素敵なコメントをお寄せいただきありがとうございました!

今回の受賞作品は、旅の月刊誌「ひととき」の編集部と、書籍編集室(ウェッジブックス)の協力も得て選定を行いました。

ほかにも、バラエティに富んだ作品を以下のリンクにてご紹介しております。ぜひご覧ください。

▼「#わたしの旅行記」の作品紹介

続いて、今回のキャンペーンをご担当くださったnoteのブランドディレクター・庭野さんよりいただいたコメントをご紹介いたします。

「#わたしの旅行記」をほんのひとときさんにご後援いただき、たくさんの旅行記を拝見しました。「こんな見方があるんだ」「ここに注目するんだ」と新鮮な気づきが多く、読んでいて本当に楽しかったです。
またたくさんの企画でみなさんとご一緒したいと思っています。ほんのひとときさん、参加してくださったクリエイターのみなさまありがとうございました。

庭野さんの伴走のおかげで、キャンペーンをより楽しく盛り上げることができました。こちらこそありがとうございました!

最後に、皆さまの旅が幸多きものとなりますように (^^)/

引き続き、ほんのひとときをご愛読くださいますようお願い申し上げます。

令和5年1月20日
ほんのひととき編集部


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