めんどくさがりなきみのための文章教室
深夜0時23分、
家族が寝静まったあとのリビングに
ウッ フフッ グフッ
笑っているのか泣いているのか、
女の不気味な声が響く・・・
今日はいつもと違った書き出しに
してみました。理由は後ほど。
一昨日の夜中、
宮崎慎也さんのnoteで知った「文体練習」と
「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」
の2冊がとても面白そう。
小説家を夢見る小4娘に、
こんな面白い本があってさ~と
自分の手柄のように話したら、
「ウン、それ知ってるよ」だって。
ぎゃふん。
以前買った
「めんどくさがりなきみのための文章教室」に
載っていたそうな。
めんどくさがりなきみのための文章教室
「名探偵夢水清志郎」「都会のトム&ソーヤ」
などの大人気シリーズで知られる、
著書累計510万部以上の作家
はやみねかおる初の実用書!
だれでも文章が上達する方法を、
ぽっちゃり猫が小説形式で楽しく教えます。
7/24のnoteでもつぶやいたんだけど、
こども新聞に広告が載っていて、
はやみねかおるさん大ファン
×
将来の夢は小説家
(漫画家、ゲームのシナリオライターなども)
の我が娘は、そりゃあ即行で買うよね。
名前は、マ・ダナイ
作文の時間になると
鉛筆が止まるタイプなのに、
作家になりたいという野望を持っている
中学2年生の文岡健と、
猫のマ・ダナイとのやり取りから始まります。
猫のマ・ダナイ
10万回くらい生きた猫。
小説家に飼われていたことがあり、
文章を書くのが得意。
その小説家が亡くなってからは、
放浪の旅に出ていた。
野良猫になったり飼い猫になったりー。
最近、ある小説家のところから家出し、
健のところに来た。
始まりから終わりまで、
はやみね節さく裂の文章。
さすが、はやみね先生!
単なる文章の書き方の本ではなく
面白い児童書を読んでいるうちに
いつの間にか書き方のコツも
手に入れてる、そんな感じ。
(コツは手に入るがすぐさま語彙力が
上がる魔法ではないため、
私の文章はこの仕上がりです・・・。
精進します。)
インパクト抜群の
「書き出し」ができる3つのルール
■どうして?と思わせるような書き出し
「メロスは激怒した」
■主人公の紹介から始まる書き出し
「吾輩は猫である。名前はまだない」
■小説の舞台が伝わる書き出し
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
noteの執筆にも役立つ情報が満載。
この本を読んで
長めの物語を書けるようになった娘が、
以前から推しに推してくれていたのですが
いかんせん積読が積み上がりすぎているため
先延ばしにしちゃっていました。
もっと早く読んでおけばよかったYO。
何十分もかけて書き出しの一言を
ひねり出したあの苦労は何だったのか。
書き出しに困ったときは、
この本に載っているいくつかの法則に
則って書いてみると、
とっかかりが見つけられそうです。
文体練習
もし文豪たちが
カップ焼きそばの作り方を書いたら
もし文豪たちが
カップ焼きそばの作り方を書いたら
青のりMAX
最後に
冒頭でご紹介した宮崎慎也さんの記事に
もしソバからの引用があったんです。
POPEYE風、イケハヤさん風、
西野亮廣さん風・・・
夜中にひとり爆笑して、
翌日コンビニで並ぶPOPEYEに
「いま世界のシティボーイたちは・・」の文字。
引きずる系~~!
読後1週間はひとりニヤニヤにご注意を。
■ブックリストに追加しています
KEITHのブックリスト
noteでご紹介した本の索引
■宮崎慎也さんの記事
「レーモン・クノー『文体練習』|
大事なのは、何を書くかよりも、どう書くか」は
共同運営マガジン
《みんなの本棚》一般書コーナーに配架しています
■読書KIDS 親の会サークル
✨メンバー募集中✨
メンバー4人中 3家庭の子どもが、
「着替えの途中で片足突っ込んだまま本を読む」
に当てはまることが判明
我が子もそれしてる~!という方も
大人になってもそうだけどなにか?って方も
一度覗いてみてくださいね😊