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自分らしく生きるとは

自分らしく生きるとは、誰かの評価を気にすることなく、自分の思い通りに行動をして、自信を持って生きていくこと。
ではなく「頭の中が自由であること」だと考えている。

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本音を聞いていると、思考が自由じゃなくなっている人によく出会う。
そうした人々の頭の中には、自分の率直な声を阻むような、否定的な言葉を発する何かが棲みついていることが多い。


例えば、YouTuberになりたい!と思ったとき、頭の中に棲みつくそいつはこんなことを言う。

「そんなの無理に決まってるじゃん。今更遅すぎる。企画も編集もできないのにどうすんの?そもそも自分のこと面白いって思ってる?人気でなくて人から笑われるのがオチ。夢見てないで現実見ろよ」

現実的にYouTuberになるかどうかは置いといて、夢を見つけたのはいいことだ。新しいことに挑戦したいと考えて、ワクワクしている。楽しい状態であって、否定すべきことじゃない。


これはポジティブな感情に限らず、同じことだ。

誰かにイラッとしたとき。頭の中で苛立ちを感じているだけなのに、心が狭い!酷い!なんてそいつが騒ぎ出すことがある。

仕方ないよ。だってイラッとしたんだもん。

頭の中でイラっとしたからといって、頭の外で原因となった人をいじめてやろう!と思ったら問題なだけで、イラっとすること自体に罪はない。

ワーストパターンになると、落ち込んでるときに追い討ちをかけるようにそいつが出てくる。

ただでさえ失敗してへこんでいるのに「だから自分はだめなんだ。いつもこう。人に迷惑をかけて最低。どうせまた次も失敗するに決まってる」なんて声が聞こえてきたら、きちんとそいつに言ってやって欲しい。

「私いま落ち込んでるんだけど!?」


こうした否定的な声は、持って生まれた自分自身があげている声ではないと考えている。

いつか誰かに言われたことであったり、言われずとも感じてきたことだったり。頭の外で自分の声を否定すべき経験が積み重なった結果、頭の中まで浸食されている状態。

自分らしく生きる=頭の中を自由にするためには、そんな否定的な声に流されず、本当の自分の声を聴き、知っていくことが大切だ。

誰かの評価を気にしていても、自分の思い通りに行動をしていなくても、自信を持っていなくても。
そうした自分を否定する声を切り分けて、ちょっと静かにさせて、自分の声を聴いていれば充分。頭の外で行動することは二の次だ。

頭の中を自由にできれば、自分らしく生きている。




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