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ファニーな人でありたい

私は最近、人に笑われることがそんなに気にならなくなりました。むしろ、積極的に自分をネタにします。

「嘲笑」は嫌だけど、私の言動で笑ってくれた、楽しんでくれたんならいいか~という感じ。

ああ、でもこれは、子どもの頃から無意識でそうしてきていたのかもしれません。昔からわりとひょうきんなことをして、周りの大人からも同年代からも笑われていました。

私自身は「変な(面白い)ことをしている」という自覚が全くないんですが、何故かみんな笑う。なんでなんだ?とずっと不思議でした。

笑った人に理由を訊いてみると、「動きがおかしい」とか「着眼点が変」とか漠然とした理由で、結局分かったような分からないような感じで今に至ります。


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私はあまり人付き合いが得意ではないし友達も少ないけれど、話しかけられれば(自分からはあまり話しに行かない)気さくに対応するので、周囲の人からは「話しやすい人」と思われることが多いように感じます。

あとは、話し方がちょっとふわふわしているので、不思議な人だと思われることもあります。実際に抜けているところもあります(得意不得意の差が大きい)。

内面は仙人的というか、おばあちゃんみたいな感じなんですが、外見や言動は年下に見られます。なんだろう、知的な話し方ができないから?でしょうか。

でも、年下に見られる割に「姉御」って言われたり、「落ち着いてる人」っていう印象を持たれたり。ナウシカみたいだとか、人間空気清浄機だとか、そんなことも言われましたね。

その割に包み隠さず「私の長靴臭いから、さっき重曹を投入してきましたよ~!」とか笑顔で発言して相手をドン引きさせてみたり(笑ってくれました)。こういう時は「アホの子」みたいに言われます。

こんな風に、人から見た「私」はものすごくバラバラ。

そういう諸々のギャップが笑いを生むのか、私の雰囲気が滑稽(?)なのか。ひとつ確実なのは、「人は私の言動を見ると面白いと思う」らしい、ということです。


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そんな自分の謎を解くきっかけになったのが「サビアンシンボル」でした。

私は10代後半辺りから西洋占星術が好きになって、少しずつホロスコープについて勉強したり読み解いたりし始めたのですが、20代半ばくらいになった時、偶然サビアンシンボルにたどり着きました。

私の太陽星座のサビアンシンボルは、牡羊座2度の「グループを楽しませているコメディアン」です。

これを見た時に「ええ~、そのまんまじゃん!」って思いました。

キーワードに「面白い」って入ってるし、もうそのまんまだなぁ、と。

このサビアンを見て、ああ、みんな私を見て「微笑ましい」から笑ってるのかな、と感じました。いや、微笑ましく思ってくれてたらいいな、という願望も入ってますが・・・。

太陽星座なので、私の本質を象徴的に表したシンボルがコメディアン。生まれながらにしてコメディアン(コメディアンとして生きることを自分で選んできたということ)。

人間って、顕在意識で分かっていることなんてほんの少しなんでしょうが、潜在意識では分かっているってことなんでしょう。

無意識レベルで私の本質である「コメディアン」が出てきていた、という。面白いですね。


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これらを理解した時に、私は「ファニーな人」でありたいなぁと思うようになりました。

可愛げのある滑稽さ、という感じです。

昔は人から笑われる=馬鹿にされている、みたいに捉えて、自己嫌悪に陥ったり自分を卑下したりしていました。でも、年を経るごとに笑われることへの抵抗感が減ってきて、受け入れられるようになってきました。

笑われることってネガティブに捉えがちですが、愛のあるいじりなら別に悲観しなくてもいいと思えるようになったというか。

サビアンを知った当初は頭だけで理解した感じだったので、実践までは無理だったものの、30代も半ばを過ぎた現在はいい塩梅で力が抜けたのでしょう。

私の素を見て、なんだか微笑ましいなぁとか和むなぁと思ってもらえるなら、いくらでも笑ってくださいよ、という心情まで到達したんですよね。

ファニー(funny)って、どちらかといえばブラックジョーク的な面白さだと思いますが・・・私は素直な笑いよりはひねった笑いが好きなので、これでいいと思っています。

変人と言われれば変人ですしね。

なので、私は無理のない範囲で「ファニーなコメディアン」として生きていきたいなと思います。

サビアンシンボル、結構当たるので面白いですよ。気になる方は調べてみてくださいね。



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