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エッセイという名の日記

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日常の中で感じたことや考えたことなどをつらつらと。
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#雑記

オタクになれなくなったのは

私はわりと歴史が好きである。いや、「好きだけれどニワカ」と言ったほうが正しいかもしれない。所謂、youtubeで動画を見たり、図書館で世界史関連の本を借りて読んだりする程度。そこまで深堀りしていないため、「ニワカ」だと自己分析している。 歴史と言っても、日本史は苦手で、世界史が好きだ。高校時代も、日本史は赤点ギリギリだったのに、世界史は3年間オール5だった。この違いはなんだろう。カタカナの地名や人名は覚えられるのに、漢字の人名は覚えられなかった。不思議。 最近、youtu

伝わっちゃう気持ち

人の気持ちって、言葉以外からも伝わりますよね。 相手の雰囲気、口調、表情。 「メラビアンの法則」という解釈もあるように、人は非言語的なコミュニケーションを重視する傾向があります。 でも、相手そのものが発している非言語的な情報(口調など)だけじゃなく、「相手が作ったもの」からも相手の気持ちが分かる時がありませんか。 文章を読んでいる時。誰かが作ってくれた野菜や料理を食べている時。 絵、写真、音楽、映像を見聞きしている時。 相手がどんな気持ちでそれを作ったのか何となく

顔より大事なもの

マスクをすることが当たり前になった世界。 夏至が近づいて、マスクの中に熱気が籠って息苦しい。 そういえば、マスクをしないと外に出られない時があったな。 他人が怖かった時期のことだ。 私はずっと自分の顔が嫌いだった。 顔だけじゃなくて、自分を構成するほとんどの要素を憎んでいたと言ってもいい。 子どもの頃、よく顔の造形のことでからかわれた。 同級生だけでなく、周りの大人からもいろいろ言われた。 今となってはこのことを思い出しても心に波は立たないが、当時は大問題だった。 「