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私は食器が好きだ。我が家で使う食器は、ほぼ全て私の一存で選んでおり、色は白・紺・茶色を基調としているもの、と決めている。そこに、たまに灰色が入る。 夫は食器に全く興味がないので、私がいくつか選んだものの中から選んでもらう形をとっている。私はあまり買い物自体好きではないのだが、食器コーナーは「見てもいい?」と訊いたりするので、夫も私の『食器愛』は分かるらしく、「どうぞ」と放っておいてくれる。 食器は好きだけれど、収集癖はないので、買って満足すると言うよりは見て満足しているの
あたらしい環境に飛び込む前。今までいた場所を去る時。あたらしい服が欲しくなる。それはきっと、衣服や靴、装飾品が、自分を形成する「世界」の一部だからだろう、と思う。 環境という「世界」を変えようとする時、『自分』という世界をあたらしくしようとすることは、至極当然のような気もする。だって、これまでの世界とは違う場所に行くのだし、『あたらしい自分』になるのにちょうどいいタイミングだとも言える。 自分を取り巻く世界が変われば、人間関係も変わる。以前と変化した自分について、とやかく