🍀天理教って何??(DL資料あります)
「天理」という言葉を聞いたことはありますか?
天理高校や天理大学、天理柔道や天理ラグビー、天理吹奏楽、天理災救隊などを通じて「天理」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
そして「天理教」という宗教があるということもご存知だと思います。
では、「天理教」についてはご存知ですか?
実は、よくは知らない方がほとんどです。
なので、「天理教」についてのポイントを簡単にまとめてみました!
お役に立てたら嬉しいです🌸
御祭神 天理王命(てんりおうのみこと)
八百萬の元の神様、実の神様
世界いちれつ人類創造の親神様
御守護 世界よろず一切の守護
創始 天保9年(1838年)10月26日
教祖 (おやさま) 中山ミキ
『我は元の神、実の神である。「ミキ」を神の社としてもらい受けたい。』
息子の足の患いを、山伏に加持祈祷を頼んだところ、加持台となる験者がおらず、代わりに母であるミキが加持台となったところ、御祭神となる天理王命が降り「ミキを神の社にもらい受けたい」と告げられた。
その後、お断りの旨を繰り返し申し上げたが、退かれる様子が見られぬことから、天保9年陰暦10月26日に、承知の旨を伝えました。この時が天理教の創始となっています。
このように、当時41歳の普通の主婦(信心深くはあった)が、神の社と なり「教祖」となったことが、天理教の始まりです。
天理教の教えについて
人間は神の子供であり、世界いちれつ皆、兄弟と教えられています。
また「心」以外は、みな親である神から借りています。このことから、天理王命を「親神様」と呼んでいます。
人間は亡くなる時には、現在の身体を親神様にお返しして新しい身体に生まれ変わることから「出直し」と教えられています。
また、親神様は「陽気ぐらし」を見てともに楽しみたいと、人類創造の地「ぢば」で人間を御創りくだされました。ですから、人間は皆、心を澄まし、助け合いながら「陽気ぐらし」をすることが創造主である親神様への御恩報じの道であると教えられています。
教えを纏めた書籍など
・おふでさき(教祖が親神様の言葉を書き下ろしたもの)
・みかぐらうた(天理の教えをうたと手ぶりで伝えられたもの)
・おさしづ(教祖の言葉を書き留めたもの)
・天理教教典(これら三原典に基づき、教義を編述したもの)
※天理教道友社にて安価に購入できます。(クリックでWeb販売サイト)
「おつとめ、証拠御守り、おさづけの理」
「おつとめ」
朝、夕に心の汚れを祓いながら親神様への感謝と祈願をするための勤めです。
「証拠御守り」
人類創造の地「ぢば」に帰った証拠の御守りで一生に一回しか戴く事は出来ません。
「おさづけの理」
「別席」という教義などのお話を九度繰り返し拝聴することで戴くことが出来る、病む人に取り次いで体調の回復ご守護を願う神儀です。
「修養科」
天理に3ヶ月間滞在して、教義や歴史を学びながら、ひのきしんの実働を行なう修養の場です。※「ひのきしん」とは、神様からお借りしている体を使って感謝を表す奉仕活動です。ボランティアのようなものです。
天理教は、江戸時代の天保9年(1838年)、教祖・中山みきによって始められました。現在、日本国内を中心に、約1万4千の教会があります。信者数は120万人を数え、その教えは海外80カ国に広がっています。
天理教信仰の中心は、八百万の元の神、実の神である「親神・天理王命(おやがみ・てんりおうのみこと)」によって人間創造の地点と教えられる聖地「ぢば」です。
奈良県天理市に位置し、天理教教会本部の神殿と礼拝場は「ぢば」を取り囲むように建てられています。
全国各地の天理教の教会の多くは、この「ぢば」の方角を向いて建てられています。信仰者は教会から「ぢば」に向かって、人々の幸せと救いを親神様に祈ります。また、教会を拠点に、他者への奉仕を通じて地域社会に役立つ活動を行っています。
親神様は、人間が心を澄まし、仲良くたすけ合いながら暮らす「陽気ぐらし」世界を望んで、人間と自然界を創られました。そして、教祖・中山みきの口を通して、その真実を伝え、私たち人間の真の幸福へとつながる確かな道を教えられたのです。
天理教は、世界中のすべての人々が、親神様に守られ生かされて、仲睦まじくたすけ合う「陽気ぐらし」世界の実現を目指しています。