何でちまき?由来は?アジアの端午の節句!おもしろ
肉粽 端午の節句がもたらしたロマン
もうすぐ端午の節句がやってきます。
端午の節句と言えば、ちまきです。
端午の節句にちまきを食べる習慣は、中国から日本に運ばれたもので、二千年以上も昔、中国にあった楚の国の屈原(紀元前339~278)という詩人が、国を憂いながら汨羅の河に身を投げて自害しました。
その日が旧暦の5月5日だったので、楚の人々は屈原を偲び、彼の亡骸を魚が食べてしまわないように毎年この日に竹筒に米を入れて河に投げ入れ供養しました。これがちまきのはじまりといわれています。
端午の節句の風習が中国から伝来されたのは日本の奈良時代。
当時、都のあった近畿地方を中心に、白く甘い団子を笹の葉で包んだちまきが広まったようです。
関東では、柏餅を食べることが主流とされています。
江戸時代以後は、ご存じのとおり端午の節句は男の子の節句にかわり、日付も旧暦ではなく西暦の5月5日となりました。
中国では、粽の味わいは主に南北の二つで分かれています。
北部では、ナツメを入れた甘い粽がメインなのに対して、南方のちまきの種類はより豊富で、小豆や肉、ハム、卵の黄身の餡などを使い、醤油・塩味をベースとしています。
北方のちまきの多くは四角形や三角形で、基本的に大きいです。
南方のちまきの形状は三角形、たいまつ型、円錐形、四角形など多様で、全体的に小さく繊細な作りとなっています。
日本でも本格的な味わいの肉粽を楽しむことができます。
大型アジア食材総合オンラインショップ「本味主義」で販売されている肉粽は、在日台湾職人が厳選した日本国内産食材を使い、オーダーメイドした逸品です。
もち米に豚肉、干しエビ、貝柱、シイタケ、落花生などを加えて竹の葉で包んで蒸した肉粽は、重厚感のある味わいと、もちもちした食感が特徴で、蒸し上がったときに広がる香りは、食欲をそそります。
一口食べると、もち米のほどよい粘りと具材の旨みが口いっぱいに広がります。まさに至福のひととき。
肉粽は1個あたり150gで、1セット2個入り。
おにぎりのような感覚で持ち運べるので、お弁当などにも向いてるかもしれません。
ちなみに、
2023年の端午の節句は6月22日です。
ぜひ、初夏のそよ風に包まれながら、肉粽を味わっていかがですか。
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