見出し画像

383 自己嫌悪期を乗り切ろう

あれだけ元気だったのに

 最近、noteでつぶやきだけになっているのだが、久しぶりに記事を書こうとして前回もちょっと後ろ向きだったのに、と気付いた。つまりいま、自分はそれほどいい状態ではない。noteを1年間休まず毎日書いていたときは、元気だったとすると、いまは元気じゃない。元気じゃないから、ぜんぜんダメかといえばそんなことはなく、少しばかり勢いがない。
 いろいろ自分の手から生まれたきたものを、楽しみ、愛しんでいた幸福な期間が過ぎてしまうと、今度は自己嫌悪である。なにもかも、よくない。これじゃないんだ、という気がしてしまう。どうして、あんなに夢中になっていたのだ、こんなことに! もっと時間を有効に使うべきだったんじゃないだろうか? それにしても……(自分の生み出したものを片っ端からぶん投げたくなるような罵詈雑言を放つ)。
 あれだけすごい選手だってエラーするんだから。いや、そういうことじゃないのはわかっている。世界の頂点に立とうとする人たちの、細い糸の上を綱渡りするようなとんでもない状況と、私はぜんぜん違う。こっちにはそんなプレッシャーは欠けらもない。
 問題は、名選手のミスをしているシーンばかりを見たくなってしまっている自分である。あの場面(ワールドシリーズ、ヤンキース対ドジャースの5戦目)の5回の表。ジャッジは今シーズン、一度もエラーをしていない。それがエラーしてしまう。この衝撃は、この日最初の打席でツーランホームランを放った衝撃やホームランかもしれない当たりをフェンス越しにスーパーキャッチをした衝撃を超えた。いま自分のモードがマイナスなので、そんなところばかりに目が行ってしまう(とはいえ、なぜかこのシーンはその後、滅多に放送されなくなった。ABEMAのダイジェストにもない)。

チャットGPTに聞いてみた

 最近、なにか疑問に思うと検索するより先にチャットGPTかジェミニに質問してしまう。以前にも書いたがジェミニは質問の仕方によると塩対応だけど、相談事はチャットGPTの方がいいようだ。

創作活動の中で高揚感から自己嫌悪に変わるのは、多くのクリエイターが経験する自然な感情の流れです。これは、創作に対する情熱や自己評価のバランスが崩れることに起因することが多いです。

チャットGPT
 

 珍しいことではないのだ、と言われてみれば、そうなのかもしれない。同時に「創作活動」なんて言われるほど立派なことはしていなかった、とさらに自己嫌悪に陥る。で、なにかいい対処方法はあるのだろうか?

1、作品と距離を置く
作品を完成させた後、少し時間を置くことで冷静に振り返る余裕が生まれます。作品を見直す時期を自分でコントロールすることで、無理なく客観的な視点を取り入れられるでしょう。
2、成長のプロセスとして捉える
理想と現実のギャップは、成長のための課題が見つかった証でもあります。自己嫌悪の代わりに、「次の作品でどのように改善できるか」と前向きな課題として捉えると、成長に役立ちます。
3、他者の目を借りる
信頼できる人に作品を見てもらい、感想やフィードバックをもらうことで、自分では見えなかった作品の良さに気づくことがあります。他者からの視点は自己嫌悪の対処にも役立ちます。
4、感情を日記に書き出す
創作に対する感情や感じた違和感を日記やメモに書くと、自分の中での感情の整理が進み、自己嫌悪に囚われずに創作を楽しむ手助けになります。

チャットGPT

 というわけで、この「4、感情を日記に書き出す」をいまこうしてやっているわけだ。だが、これから先は公表するわけにはいかない。どこか別のプライベートなところに書くことにしよう。きっと、ここに書いてしまったら、さらに自己嫌悪に囚われてしまうだろうから。

11月になりましたね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?