がんばった自分を讃えよう。
こんにちは。わくさんです。
毎朝続けているランニングも2ヶ月継続できました。汗かく感覚がやめられなくなってきました(笑)
さて、今日は「がんばった自分を讃えよう。」というテーマでお話しします。
普段、僕は1対1で社員さん、個人事業主さん、経営者さん向けコーチングや企業の人材育成や組織開発(風土や文化を変えたり、意識を変えるなどの取り組みです)をさせていただいているのですが、4月は各企業様も新入社員研修の時期になります。今年もたくさんの企業で新入社員の皆様とご一緒させていただきました。これまで10社。合計300名ほどです。来週もあるので、がんばります。
そこで感じたことは、どの企業の新入社員さんも「責任感が強い」「粘り強い」「成長意欲が高い」でした。ビジネスパーソンとしては、未経験なのでこれから鍛えていくべきところはたくさんあります。ただ必死で頑張っていました。純粋に、壁を越えるために努力する姿、謙虚さ。悔し涙から、僕もたくさん刺激をもらいました。
昨今の若手と言うと、
・打たれ弱い。付き合いが悪い。
・ワークライフバランス重視。
・礼儀がなっていない。
など、様々な方面でいろんな声を聞きますが、直接向き合って一番感じたことは、「真剣に課題や自分に向き合っている」ということです。裏を返せば、「自分に厳しすぎる」と言い換えることができるかもしれません。
その結果、「相談する、頼る」という行為が極端に苦手です。
「自分なりに納得したものを出したい。」
根底にはその考えがあります。
自分で抱え込んでしまうため、チームで協働することもうまくできません。
4月の研修では、その課題と向き合い自分や周りの協力を得て乗り越える経験を体験していただいたのですが、特に上記傾向は年々強まっているように感じました。
「自分なりに納得したものを出したい。」
つまり、自分の軸があり、こだわりがある。
これは素晴らしい才能だと思います。僕の新卒時代はポンコツでした。上司や先輩から言われたことをこなす日々で、「自分なりに」という考えは微塵もありませんでした。その頃から比べれば地頭もよくとても優秀な方が多いと感じます。
そんな新入社員の皆さんは研修で課題と向き合い成果が出ないと、悔しがり、涙を流し、凹み、自分を責めていました。結果ばかりに意識が向いてしまい、プロセス(過程)を振り返ることができなくなるほどでした。そのような感情が揺さぶられる経験は、後々きっと「あの経験があったから頑張れたんだ。」と思えるはずです。
僕はそんなみなさんにこのように伝えています。
「悔しい気持ちは、がんばった証拠だよ。その気持ちがない場合、結果に不平・不満を述べ、他責になる。言い訳が出て何も得られなかったと思う。だからその気持ちを二度と味合わないようにどうすべきか。反省や後悔ではなく、内省(自分を省みる)してほしい。
そのために、諦めずがんばった自分を褒めてほしい。その上で何が足りなかったかを明確にして自分の根本課題と向き合ってほしい。
それでも悔しさが拭えず、頑張った自分を讃えられない時は、感情を吐き出そう。怒りや、悲しみもぜんぶ。そしたらきっと何に向き合えばいいかわかるから。
責任感やこだわりが強すぎる人ほど、結果が出なかったとき、自分を責めてしまう。感情を押し殺して投げやりになってしまうこともある。配属後にメンタルをやられてしまう可能性もある。だからどうか、できたこと、むきあったこと、努力と課題をセットで考えよう。」
研修ではたくさんの感情をシェアしてもらいました。●●企業の新入社員ではなく個人として素直な気持ちをたくさん聞くことができました。僕なりにたった一瞬ですが、みなさんの人生の節目に関わることができ幸せな気持ちです。研修最後の清々しく、シャッキと引き締まった皆さんの表情が忘れられません。
今日は仕事のレポートみたいなnoteになってしまいすみません。「がんばった自分を讃えよう。」は過去、軸がなく自信がなくただただモーレツに働いていた自分に伝えてあげたい言葉だったのかもしれません。
編集後記:ランニングの終わりについスピードを上げて上り坂を駆け上がりたくなります。自分で自分を追い込むのが好きなようです。身体作りも大事ですね。
最後まで読んでいただき有り難うございました。
僕は「心の弱さを力に変える力を手に入れて、自分らしい人生を歩んでほしい。」そんな想いでnoteや、Twitterを発信しています。(@lifemission_kk)
目指したい社会は、「自己信頼と他者へ尊敬する心を育み、思いやる社会作り」です。ありたい姿に向かって活動しています。主には、ブレない軸を作る1on1プログラムや、国内や、グローバル企業の人材育成コンサルティングです。「いいね」をいただけるだけで執筆の励みになります。これからもお役に立てるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。
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