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行ってよかった宿 2022/8

こんにちは紅油(ほんよう)です。

夏真っ盛りの8月ですが、今月もご紹介させていただきます。

湯宿 元河原湯

#山形県  #肘折温泉

肘折温泉は初訪問でした。

山形県には魅力的な温泉がたくさんありすぎて、なかなか新庄まで辿り着かないんですよね、、

白布温泉・小野川温泉・赤湯温泉・かみのやま温泉・天童温泉・銀山温泉・瀬見温泉 etc…. 新庄に辿り着く前に毎回どこかの温泉に浮気してしまい、なかなか肘折まで訪れる機会がありませんでした。

10月にも肘折に訪れる予定なのですが、今回は元河原湯さんに投宿しました。

とんでもない豪雨に打たれて到着後はすぐさま室内に退散。

行く道中すごい雨でした

びしょびしょになってしまったので、チェックインから早速お風呂です。

温泉は4Fの大浴場と1Fの貸切風呂の2箇所。 

貸切風呂は22時までは予約制ですが、22:00 - 8:30の間は空いていれば予約なしで入れます。

大浴場は内湯が男女一つずつ。35℃と72℃前後の2種類の源泉の混合で42℃くらいに保たれているようです。

公式HPより

1Fには貸切風呂が一つ。金属臭がかなり強かったので、また別の源泉か、ブレンドしていない源泉がかけ流されているのかもしれません。

公式HPより

泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(含食塩-重曹泉)。塩味はそこまでないです。湯の色は茶色に近いですがタオルが染まることもなく、快適に入ることができました。

(見た目だけで比較してますが)個人的には温泉津や有馬、筌ノ口、桜島の方がガツンと来る感じで、肘折は結構マイルドに感じました。

また滞在中8:00-17:00の間は公衆浴場である「上の湯」が無料で入れます。内部はシャワーや身体を洗う設備がないものの、浴槽は広めでのんびりしやすいです。

https://hijiori-touji.jp/day/kaminoyu/

お風呂から上がったら食事までは部屋でのんびり。

部屋は畳張りですが、ベットが置かれているタイプ。

新しいのか、木の匂いが良かったです(山小屋にいるような雰囲気)。

せっかく川側を予約したのですが、大雨で濁流と化してました、、

和室の他にもう一つ部屋があり、テーブルが置いてあるのでワーケーションにも向いているのではないかと思います。

建物は木造りで落ち着いた雰囲気。木の匂いも仄かに感じられてすごくいいです。

なお、肘折の中心街までは徒歩で2ー3分ほどです。

夜雨上がりに散歩してみました。

一度来てみたかったんですがこの街の雰囲気やはりたまりません。

次回はこの中のどこかの宿に投宿します

夕食は2Fの食事処でいただきます。じゅんさいなど近くで取れた食材が並び、非常においしかったです。

量が比較的少なかったのも好評価でした。全部美味しく味わって食べれますもんね。

あと宿で作った十割そばが本当に美味しかったです。打ちたてで蕎麦の香りがぷんぷんします。山形県って本当に蕎麦が美味しいです。

朝は宿特製のだし、梅干しなど小鉢がメイン。野菜の蒸物が付きます。もちろん米は県産のつや姫です。

実は個人的に一番おいしかったのは尾花沢スイカ

ちょうど時期ということもあり、甘さたっぷりでタネも少なく食べやすかったです。

帰りに尾花沢で一玉買って帰りました。

夏に訪れた方、道の駅などに売っているので是非買われてみてください。もちろん配送もできますよ。


奥阿蘇の宿 やまなみ

#熊本県  #産山温泉

阿蘇まで来ると、いつもは定宿である黒川温泉の「野の花」さんに泊まるのですが、今日は一日余裕があったので黒川温泉ではない場所に投宿。

やまなみさんは、黒川温泉に程近い産山村という場所にあります。


黒川温泉は山間にひっそりとある温泉郷というイメージですが、産山村はどちらかというと里山のような雰囲気で、一般の住居がある中に突然宿が現れます。

熊本市内の渋滞に捕まり、18時ギリギリの到着となってしまったため、まずは夕食からいただきます。

夕食は小鉢・吸い物・酢の物・焼き物(焼き肉、鮎の塩焼き)・天ぷら・蒸物・炊き込みご飯

と、とんでもない量が出てきました。

さらに、やまなみさんの名物が「漬物バイキング20-30種類くらいある漬物を、バイキング形式で好きなだけいただくことができます。

漬物のお品書き

「炊き込みご飯なくなったら白ごはん持ってくるからね」そう言われたものの、入るわけがなく、、でもご飯が進む非常に美味しい夕食でした。

なお、館内の水道はすぐ近くの水源「池山水源」から引いているようです。

炊かれたお米が美味しかったのはこの水のおかげもあるかもしれません。

さて、戻って部屋をじっくり見てみると和室で雰囲気もなかなか。

小さいですが広縁のようなものもあります。

目の前を流れる川のせせらぎが気持ちいいです。

建物全体が木造?になっており、これぞ山間の旅館という雰囲気で良かったです。

パンパンになったお腹を少し休めたところで、いざお風呂へ。

お風呂は男女別の大浴場がひとつずつ、形の異なる家族風呂が3種類あります。

家族風呂は空いていればいつでも入れるスタイル。事前予約など不要なのが便利です。

泉質は共通してアルカリ性単純温泉

ですが、pHが9.18と高く、ぬるぬるとした通称美肌の湯です。

ほぼ全ての湯船に共通して岩で組まれた大きな岩風呂が、秘湯な雰囲気を醸し出しています。

四季の湯(男女入れ替え制)公式HPより
かぼちゃの湯(男女入れ替え制)公式HPより
田舎の湯(家族湯)公式HPより
つばき湯(家族湯)公式HPより
やまぼうし風呂(家族湯)公式HPより

ここの温泉は、上がった後も保温効果が高いような気がしました。おかげで汗まみれです笑

この日は熊本駅を出発してフェリーに乗り、雲仙の小地獄温泉に行き、熊本までフェリーで帰ってきてから産山村へ向かうという弾丸ツアー。

ドライブの疲れもあり早めの就寝となりました。

朝食は8時から。小鉢と野菜の蒸物、そして生卵とご飯がついた、シンプルですが欲しいものが全部詰まった大満足の朝食でした。

もちろん朝食も漬物バイキングがあり、食べ放題です。

お腹を膨らましたら、もう一度大浴場に行きチェックアウトです。

終始里山の雰囲気が感じられ、のんびりとした投宿になりました。


お宿 野の花

#熊本県  #黒川温泉

はい、最終目的地は黒川温泉の常宿「野の花」さん。

夏のこの時期は緑が生い茂っていて、中庭の苔むす緑の雰囲気がたまりません。

お風呂に入って中庭をぼーっと散歩するだけでも、日頃のモヤモヤはすっきり吹き飛んでしまいます。

15時過ぎにすぐにチェックインし、すぐさま部屋のお風呂に浸かります。

単純温泉ながら、硫黄が香る温泉は病みつきになります。

硫黄は香るが体に匂いがつかない温泉。私の1番好きな温泉です。

さらに湯あたりもしづらいので、頻度高く何度も入ってしまいます。

今回は、黒川の温泉手形が復活したということで、早速手形を購入し黒川温泉の宿を立ち寄り湯で巡ることにしました。

ちなみに手形はシステムがちょっと変わり、1300円で下記から選ぶことができます。

・温泉の立ち寄り湯3軒
・温泉の立ち寄り湯2軒 + 特定店舗にて飲食物などのサービスが受けられる

後者は今回から新たに始まったシステムです。

ビールが1杯無料になったり、ご当地サイダーがもらえるなど、結構レパートリーが多くて楽しいです。

今回訪れたのは「いこい旅館」さんと、「のし湯」さん。

いこい旅館さんも単純温泉ですが、含食塩・硫黄・硫化水素泉と、結構いろんなものが含まれていました。

大きな野天風呂はテーマパークのよう。

のし湯さんも弱酸性単純温泉となっていますが、油温が高めで保温力が比較的強いと感じました。こちらも大きな露天風呂に入りました。

のんびり回っていたので、急いで帰って夜ご飯です。

野の花さんは月毎にメニューが少しずつ変わるため、リピーターの人でも飽きることなく季節のコースを楽しむことができます。

ご飯の後は、ひたすら部屋の温泉に入り倒します。5-6回入ったところで流石に疲労困憊し、倒れるように寝て、本日終了。

朝は周りを少しランニングする予定で6時に起きてみるとまさかの土砂降り。

仕方なく朝食までは風呂(15分/回)×3セットで過ごしました。

朝食はサラダと小鉢、揚げ出し豆腐などがついた結構ボリューミーな内容。

やはり、朝に白だしの味噌汁を飲むとほっこりします。自分にとって最強のリラックス効果です。

朝食後は11時のチェックアウトまでひたすら入浴。4-5回は入っていたと思います。

野の花さん、今回も最高でした。


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