泊まって良かった宿 2022/9 その1
種子島いわさきホテル
鹿児島で有名な企業、いわさきコーポレーションが運営されているホテル、種子島いわさきホテルさんです。
このホテルはJAXAから至近にあり、朝イチで見学する際や、打ち上げを見る際には非常に重宝すると思います。
まず到着して驚くのはその外観。まっピンクです。(なぜピンクなのかは最後まで聞かずじまいでした、、)
入り口入ると広い吹き抜けのロビーがあり、目の前にはプールと綺麗な海が広がります。
ホテルはすべてオーシャンビューのため、どの部屋からも海を見ることができます。種子島も非常に海が綺麗でした。
残念ながら目の前の海は入り江になっているものの、遊泳禁止だったため地元のサーファーしかいませんでした。
チェックイン後は、JAXAの施設見学ツアーを楽しみ、南種子へ夕食をいただきに行きました。
陸上競技場で6kmほどポイント練習で走った後、いつものレストラン美の吉食堂さんへ。
南種子に来た時は、ここのとり刺とインギー丼、ラーメンをいつもいただきます。
今回気づいたのですが、唐揚げも絶品でした。醤油の香ばしさと鶏肉のジューシーさがたまりません。
夕食後は近くの知内温泉に向かったものの、コロナで無期限休止中、、
仕方なく宿に戻り焼酎を少し飲んでこの日は終わりました。
次の日は朝食をレストランでいただき9時ごろチェックアウト。
南種子で唯一お土産を売っているトンミー市場へ帰りに寄りました。
南種子はあまり宿が多くないのですが、いわさきホテルさんはリゾートホテル調で部屋も広く、接客も非常に良かったです(皆優しい!!)。
JAXAへのアクセスも良いので結構おすすめです。またロケットコンテストの際に泊まる予定です。
ちなみに今年は天気も良く、種子島の海は非常に綺麗でした。また来年の夏も来たいと思います。
(長野県)中島屋旅館
龍神温泉・十津川温泉・登別温泉・湯ノ峰温泉・奥鬼怒温泉などなど・・・ずっと行きたくて行けていない有名温泉地はまだまだたくさんあるのですが、そのうちの一つが野沢温泉でした。
大きな理由は「混雑」。
温泉が一番気持ちのいい冬の季節、野沢温泉周辺はスキースノボ客でごった返すのではないかと考えていたためです。
流石に芋洗状態で湯巡りするのも気が引けており、ずっと行けずじまいでしたが、ついに今月訪問することができました。
有名ですが野沢温泉には外湯が13箇所あり、全て無料で入ることができます。まさに温泉天国です!!
その中でも自分が目をつけていたのが「熊の手湯」。
他の外湯と源泉が異なる熊の手湯は非常に評判が良かったため、今回はここにほど近い中島屋旅館さんに投宿しました。
熊の手湯だけ源泉温度が低めです。
長野駅からのんびり道の駅に寄りつつレンタカーで向かいました。
感じたのは、野沢温泉内は小さな道が張り巡らされており、かなり運転が大変です。
さらに一方通行でもないため対向車が来ます。無理に通ろうとすると脱輪する可能性が高まります。
車で行かれる方、宿と駐車場の位置は必ず事前に確認しておいてください。
苦労してたどり着き早速チェックイン。
早速外湯めぐりに繰り出します。
夕飯までに行ったのは「大湯」と「真湯」。両方とも宿の方に教えてもらいました。
大湯は野沢温泉の中心地にあり、隣には有名な「さかや」さんがあります。泉質は硫黄泉ですが、白濁しているわけではなく透明で体に匂いのつかない(マイルド系)硫黄泉です。
湯船はあつ湯とぬる湯に分かれているのですが、あつ湯は本当に熱いです!かなりかけ湯をして慣らさないと入れないです。
ぬる湯は観光客、あつ湯は地元の方が利用されているという構図でした。
意を決してあつ湯に入るとやっぱりあっつい!!!でも周りは地元の人ばかりなので水を入れることもできず、ただひたすらにじっくり入っていると段々と体が慣れてきました。
あつ湯に入っていると地元の方とも話が弾みます。気づいたら10分ほど入っていました。上がるともうふらふらで、すぐに近くの酒屋さんで飲み物を買い、水分補給をしました(笑)
地元の方と会話があったりするのは、やはり外湯めぐりをしていて楽しい瞬間です。
続いて行ったのは真湯。野沢温泉の東の外れにあり、営業時間も19時までと早かったため観光客の方はおらず、ここでも地元の方と一緒に入ります。
真湯は湯船が小さめですが泉質が異なり、硫黄成分が強め。
硫黄によって白濁したり、緑色に変化します。
ガツンと来る感じはここが一番強かったです。5分も入っていられませんでした。
夕食は信州牛の焼肉がついたコース。前菜から始まり「信州サーモン」「信州大王イワナ」などなど信州づくしでした。全部ごはんのお供になるので、ご飯がいくらあっても足りません、、
ご飯の後は外湯第2ラウンド。「松葉の湯」「秋葉の湯」「熊の手湯」に入りました。
「松葉の湯」「秋葉の湯」はかなり似ていて、透明なマイルド系硫黄泉。ただ温度が高く、この時期は10分も入ると汗でびしょびしょでした。
夜に行くと人が少なく、この時は独泉でした。湯船も大きくないため夕食後を狙って行った方がいいかもしれません。
そして「熊の手湯」。薄い緑色の温泉は硫黄の匂いが香り、自分の好きな「紫尾温泉」にこれまでで一番近い泉質でした。
入った後はスッキリ+体の疲労感が心地いいです。この季節は外の散歩も心地良く、最高の気分でした。
夕方にランニングもしていたため、この日は「熊の手湯」に入った後、すぐに寝てしまいました。
次の日は、朝は5時半に起きてまずは熊の手湯へ。
この時間でも小さい湯船には地元の方がたくさんいらっしゃいました(しかも皆さんあつ湯)。
さっぱりしたら朝市へ。大湯前の大湯通りで6時-7時半まで開催しています。
そのまま麻釜までぶらぶらしたら、滝の湯へ。
滝の湯は硫黄が濃く香る緑色の温泉で、湯温がかなり高かったです。白や黒の湯の花が大量に舞っていました。
宿の近くでもう一つ上寺湯にも行きました。
ここは硫黄の匂いもしないシンプルな温泉でしたが、、、とにかく熱い!!はじめて水を入れさせていただきました。
朝ご飯前に色々な温泉に入れて、すでに疲労困憊です(笑)
宿の朝食は8時から。おかずは最低限ながら温泉卵やお粥など、思考を凝らした料理がふんだんに出されすごく美味しかったです。
その後はチェックアウトまで二度寝しました(笑)
この日は戸倉観世温泉に寄って帰りました。
こちらも緑色+硫黄臭+ちょっとヌルヌル の紫尾に近い泉質で大満足でした。
最後に一つ役立つお知らせを。
野沢温泉では2022/9現在、NOZAWARIと呼ばれるクーポンが発売されていて、7000円で10000円分のクーポンを購入することができます。
このクーポンは飲食店だけでなく、ホテルの宿泊費に充てることも可能です(宿泊先に要確認)
上限金額がなかったため、30000円分のクーポンを21000円で購入して全て宿泊費の支払いに充てました。
1泊2日で30100円だったため、クーポン利用で21100まで割引され、非常にオトクでした。
このクーポン2022/12まで販売されるようですが、なくなり次第終了なので、気になる方はお早めに!
本当にお得ですよ!
(長崎県)ゆやど雲仙新湯
雲仙は宿泊ではなかなか行く機会がなく、数年ぶりの投宿となりました。
熊本を起点にして、雲仙は海を渡った西側にあるのですが、温泉に関していえば熊本の東側に行きがちです。
久しぶりのお宿は ゆやど雲仙新湯さん に宿泊させていただきました。
雲仙について驚いたのが、いたるところでホテルの工事が行われています。
有名な星野リゾートの界シリーズの一つ「界 雲仙」をはじめ、現在工事ラッシュのようでした。
宿泊した雲仙新湯さんも内部はかなりきれいにリノベーションされており、高級旅館のような内装でした。
荷物を部屋において早速向かったのは立ち寄り湯の小地獄温泉。個人的2022年殿堂入りの非常に良い温泉です。
単純硫黄泉ですが、硫黄のにおいがきつすぎるわけでもなくじっくりと湯につかることができます。
まわりは地元の人ばかり。湯につかっているとすぐに声をかけられます。
さっぱりした後は、宿に戻って宿の温泉に入ります。
雲仙新湯さんの大浴場で入れるのは、2つ。
一つ目の「香仙翔」は男女入替制。女性が夜まで、男性が朝という振り分けです。
温泉は源泉かけ流しではなく循環ろ過放流でした。湯は半透明で硫黄の臭いは控えめ。個人的にはもう一つでした。
もう一つの大浴場が「絹笠きぬがさの湯」「佳宵かしょうの湯」。男女別の大浴場です。
こちらは別の源泉でより濃いめの硫黄泉。源泉かけ流しです。体にガツンとくる泉質は非常によかったです。
夕食は大広間でいただくのですが、距離が非常に広くとられていて3-4mおきくらいにテーブルと衝立が配置されているので安心です。
食事も魚・肉、前菜から、刺身、焼き物・・・とにかく量が多く最後のお米まで食べることができませんでした。
その後は外の天気も悪かったため、ひたすら温泉に入り倒して早めに寝てしまいました。
次の日も天候は雨。風も強かったため朝風呂時には露天風呂が封鎖されていました。
朝ごはんは湯豆腐など温泉旅館の朝食らしいメニューが並び、お腹にも優しいメニューで大満足です。
天候が良くならないため、早めにチェックアウトしてしまいましたが、ホテルの内部も綺麗ですし、滞在は非常に快適でした。