室蘭・北京亭のチャーメン
あんかけじゃない方のチャーメンが好きだ。こう思ったのは、長野県の「テンホウ」でチャーメンを食べたとき。野菜炒めに麺を加えた汁なしの炒め麺で、これを食べたときに、あ、チャーメンはあんかけじゃない方が好みだと思ったのよ。
あんかけが嫌いなんじゃなくて、揚げたパリパリの細麺にあんかけスタイルの長崎皿うどんや、かた焼きそばのあんかけっていう組み合わせは大好きさ。揚げた麺や茹でてからパリッと焼いた麺にはあんかけが合うと思っている。
👆👆長崎の夜遅くに、ふらっと入った中華屋での皿うどん。おいしかったのよ。店名控え忘れ。
でも、麺を炒めたとき、焼きそばっていうのか、そん時はあんかけではないな、と。
あるとき、室蘭で町中華って気分だったので、検索したらヒットしたのが北京亭のチャーメン。
正解! 来て正解! 店構えだけで正解!
店主は張さん。こちらは本店で、中島店もある。中島店も張さん。本店で聞いたら兄弟だそう。中島店のチャーメンも食べたんだけど、ついつい本店に足が向く。理由は、野菜から出る水分の差で、中島店の方がちょっとべっちゃり感じるから。
張さんが野菜を入れた鍋を振るって炒めている。頃合いをみて奥さんが茹でた麺を鍋に入れる。そして張さんが仕上げる。
最初はこのまま塩味で。ちょっと食べたら酢をかける。ときには酢ではなくてソースをかける。あとは七味。うまいどー。一気に食べちゃうもね。
次こそは「春雨チャンポン」を注文しようと思っているんだけど、またチャーメンを注文しちゃうんだよ。頻繁に室蘭に行けないからだ。春雨チャンポンは、春雨がさぞや旨味を吸っておいしいんだろうさ。そうに違いない。
次こそは「春雨チャンポン」って思っていたら疫病蔓延して行けず。また自由に行けるようになったら、昼はチャーメン、夜は春雨チャンポンにするべか。空き時間は、地球岬や測量山へ行ったりして。
室蘭のご当地グルメってカレーラーメンなんだそうだが、私にとっては北京亭のチャーメンなんだよ。プラス、ときどき、味しんのジャンボ焼きそば。