紅豆琴行

ライター、翻訳、二胡講師をしています。 冬だけスキーパトロールもやりますのでWFR(Wilderness First Responder)も取得していますが、運動オンチで室内にいることが本来の私です。

紅豆琴行

ライター、翻訳、二胡講師をしています。 冬だけスキーパトロールもやりますのでWFR(Wilderness First Responder)も取得していますが、運動オンチで室内にいることが本来の私です。

最近の記事

マツヨイグサ

寺田寅彦の『花物語』を読み返し、私も花について書いてみようと試みる。 『花物語』にあった「月見草」から、あら、ふと、月見草はマツヨイグサのことか、いや月見草は月見草か、とわからなくなる。道端で見かける、私の思い出にあるのは写真の黄色の花。 子供のときは、月見草とも、マツヨイグサとも言っていたけれど、改めて調べるとツキミソウは花びらが白色でピンク色に変化する、咲き始めは夕暮れで翌朝には花はしぼむ。 一方のマツヨイグサは黄色の花びらで、咲き始めとしぼむ時間帯はツキミソウと同じ。

    • 龍がいた

      初めて琵琶湖へ行った。 そうしたら、空に龍がいたのよ。 少し時間が経ったら、龍の形ではなくなって、いわゆる雲になっていた。 龍の頭の上に、でんでん太鼓を持った子どもが乗っていそうな、いやリマールの歌でのおなじみ、映画『ネバーエンディング・ストーリー』のファルコンか。んだね、ファルコンだわ。 こんな雲が見られるとは、ラッキー。顔の先には、びわこ競艇場があってさ、琵琶湖をちゃんと見る前に寄って遊んできたんだけども小さく負けてきたけども。 初めて行った琵琶湖、また行こうと

      • 【揚げそば部】 浅科屋(湯田中)

        2022年3月末で閉店してしまった、長野県・湯田中の浅科屋。 お店の人が描いたイラストが貼ってあったり、テレビをつけているのにラジカセで演歌も流したりと、自由な空間。昭和で止まっているのか、いや、2022年の現実。 店員さんは子どもを背負って働いているし、こういうのは逆にグローバルなんだと思ったり。 浅科屋の看板メニューは自家製手打ち麺のラーメンや、牛乳ラーメン(シーフードラーメン)。オムライスも捨てがたい。けども揚げそば部は「五目揚焼きそば」にする。 いや、もうね、盛

        • 【揚げそば部】 長寿庵(墨田区)

          揚げそばはおいしい。 揚げたパリパリの細麺にあんかけスタイルの長崎皿うどんや、かた焼きそばのあんかけっていう組み合わせは大好きさ。揚げた麺や茹でてからパリッと焼いた麺にはあんかけが合うと思っている。 麺が、あんかけの水分を吸って、次第にしんなり、ふにゃふにゃになっていくところがいい。時間差で食感が楽しめる。 今日の昼ごはんは「揚げそばあんかけ」。二八の日本そばを揚げたやつで、この「揚げそば」だけでも注文して食べられるが、お酒のおつまみだろうと思って、昼の一人揚げそば部はあ

          岩内・百席のロースかつ & チャップ定食

          揚げ物は美味い。揚げ物の中でもとんかつが大好物だ。 ちょっと動くとカロリー消費したと思って、とんかつを食べたくなる。動いてなくても、とんかつを食べたくなる。どのみち、定期的にとんかつを食べたいわけで。 ニセコの「ウレシパ」が閉店。真狩の「一ふじ」の営業日に、自分の予定をうまく合わせられられずに食べられない肩肉やバラ肉。真狩産ハーブ豚をなかなか食べられない。ルスツや洞爺湖畔の「わかさいも」のレストランで食べるのもなあ。 困ったなあ、胃袋はとんかつ仕様。そこで知り合いに聞い

          岩内・百席のロースかつ & チャップ定食

          ちょっとやってみて。1回、ね、1回。

          自宅にいることが多くなって、それも飽きてきたころ、家族にリクエストしてみた。 まずは、ケンジ 「ケンジって誰?」と言っているも、まあまあと、とりあえずメガネをかけさせて。 家族の欲目だども、まあ、感じでてるね! あ、いえ、冗談です。申し訳ない、ほんと、すみません!! ドラマのケンジはこちら⬇で。 テレビ東京ドラマ「きのう何食べた?」のケンジ(内野聖陽さん) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 次いで、家元 家族の欲目だども、雰囲気出てるね! でも、BOOMER伊勢さん

          ちょっとやってみて。1回、ね、1回。

          東洋館のご常連 ②

          オキシジェン「欲望と暴力の町、新宿〜」 「難しい漢字、鶯谷〜」 でお馴染みの、オキシジェン。いや、それ以上に、愛して止まない東洋館ご常連の師匠たちのモノマネの秀逸さったらないのです。そのモノマネには愛しかないのですよ。そのネタのターゲットはどの世代なのかなど関係なく、好きな師匠のモノマネをお二人がやりたいだけってのも、東洋館のご常連として素晴らしいネタ作りです。 また、オキシジェン・三好さんの企画力がイイ! 師匠たちへの愛が溢れすぎた企画と司会を、どこかで見てほしいほど

          東洋館のご常連 ②

          東洋館のご常連 ①

          中津川 弦ちゃん  シャープでホットなハイヤング、中津川 弦ちゃん。心弾むハートフルなトークで一部のファンを虜にしています。 いろんな有名人と知り合いなのを装った、ショートショート的な昭和テイストの小話かダジャレで、私たちを魅了してくれます。 げーんさーん。ちげーねーや 弦ちゃんの魅力はじわじわと耳に侵食してきます。なにがって、昭和な言葉選びと、スピーディーではないゆるいアクション。カーテン生地みたいなジャケットの舞台衣装も昭和の芸人ぽくていいんです。黒いダブルのジャケ

          東洋館のご常連 ①

          北九州の思い出の味・資さんうどん

          北九州出身の知り合いが、ここだけは必ず行ってくれ! って力説していた「資さんうどん」。 「すけさんうどん」という音だけで聞いていたので、私の中では「助さんうどん」になっていた。きっと誰もがSUKEさんと聞いたら「助さん」だべさ。 機会を見つけて北九州へ行ってみたのだが、あ! え! 想像してなかった文字でまずびっくり。「資さんうどん」とな! 資さんうどんが近所にあったら、私の食堂になること間違いない。こんな食堂があったらハッピーだろうなあ。24時間営業、もしくは早朝から営

          北九州の思い出の味・資さんうどん

          室蘭・北京亭のチャーメン

          あんかけじゃない方のチャーメンが好きだ。こう思ったのは、長野県の「テンホウ」でチャーメンを食べたとき。野菜炒めに麺を加えた汁なしの炒め麺で、これを食べたときに、あ、チャーメンはあんかけじゃない方が好みだと思ったのよ。 あんかけが嫌いなんじゃなくて、揚げたパリパリの細麺にあんかけスタイルの長崎皿うどんや、かた焼きそばのあんかけっていう組み合わせは大好きさ。揚げた麺や茹でてからパリッと焼いた麺にはあんかけが合うと思っている。 👆👆長崎の夜遅くに、ふらっと入った中華屋での皿うど

          室蘭・北京亭のチャーメン

          都会のムシムシ、山のムシムシ

          故郷は標高1600mにある。山の中の湿気を嗅ぎながら育った。葉っぱや枝、土から漂う「湿気の匂い」は、記憶にしっかりと刻まれている。山のムシムシ。 雨あがりの秋の、乾ききらない時間の匂いとか👇 枯れることのない滝の周りの水の匂いとか👇 記憶にも、鼻にも、体にも自然に入り込んで染み付いている山のムシムシ。なので、山から他の場所で暮らすようになったら、都会のムシムシがすごく気になって、今にいたる。 山育ちの私にとっての三大憧れアイテム ①常夏もしくは暑い ②特有の湿気(と

          都会のムシムシ、山のムシムシ

          体幹を鍛えたい

          基本的に屋内派運動嫌いだがスキーだけは好きなので、そろそろ体の準備をと思って、体幹を鍛えることにした。自宅で。室内で。 待望のスラックライン用ラックを入手狭い家の中で体幹を鍛えようと思い、「室内」「高価すぎない」「スラックライン」「初心者」などのキーワードで検索して決めたのが、「スラックラック270 v3」。SLACK-FRAMEさんが製造販売しているとのこと。 決め手は 「安心のPL保険加入製品」 「全品組み立て後テストを実施、その後梱包発送」 と、メールでの問い

          体幹を鍛えたい

          53歳にして出産

          する、という夢を見た。 やけにリアルな内容な夢で。担当のお医者さんや看護師に「まだ産んじゃだめ」と言われていたのに勝手に産んじゃったもんで、看護師さんに「なんか待てずに産んじゃいましたけど」など言い訳するところからスタート。 なんだなんだこの始まり。 産んだ赤ちゃんはすでに私の胸の上で寝ていて、ときどき目を覚ましては私の母乳を飲んで、またスヤスヤ眠るを繰り返している。 53歳なんだけど母乳が出るのかあ、と感心する自分。いや、産めてることを感心した方がいいんじゃないの?

          53歳にして出産

          ひまする

          知り合いの子どもが悪天候で休校になったときに書いてたスケジュール表。 「ひ〜ま〜す〜るっ!」ってつぶやきながら書いていたんだけども、ほぼひまするスケジュールにつき、「ひまするのひまって何するの?」って聞いたら「じゆー」と。だよね、だよね。 私はフリーランスライター。疫病蔓延のために海外取材に行けず、記事も思うように書けずにいるので、無制限に「ひましている」ここ1年半。 家でゴロゴロ、家で漫画に読書、動画鑑賞、落語に浪曲鑑賞、楽器演奏でなんらストレスも不自由もなく過ごして

          くめさんと行った、ザ・スライドショー15「いとうさん、呼び出してごめん」紀行

          みうらさんから私はまったく直接呼び出されてないが、私からはくめさんを呼び出してザ・スライドショー15へ行くことにした。 盛岡では、マギー審司さんに出迎えていただく。感謝。 また、御本人はおられなかったが、こちらの方↓にも出迎えていただけた。感動。 ザ・スライドショー開始まで時間があるので、盛岡にふさわしい行動をすることにした。みうらじゅんさんに会いに来たことだし、みうらじゅんさんにちなんでゆるきゃら詣へ。こずかたの守り神「なんぶくん」、お久しゅうござる。 なんぶくんの

          くめさんと行った、ザ・スライドショー15「いとうさん、呼び出してごめん」紀行