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〈症例を見る〉手指の回旋の判断

さて、今日は別の記事を投稿予定だったんですが、急患で忙しくなってしまいまして、急遽変更です。

Twitterでこんな投稿しましたが、皆さんは見ましたか?

noteメンバーシップへの流入経路はほとんどTwitterからなので、見ている人も多いはず。

これはなんの画像かと言いますと、タイトルの通り手指の回旋がないかどうかを見ている(記録している)画像です。

よくやる手法だと思いますが、手指の骨折で回旋転位があるかどうかは、握らせてみればわかります。

この先生からは回旋についてご指摘頂いていますね。

小指が曲がっておらずMP掌側に皮下出血斑も出ているので、小指が患指だってことはわかりますね。

「やや内旋しているように見える」とのことですが、確かに僅かにはそう見えます。

ただ、全部の指が舟状骨結節に向かっていくと考えると、まぁあったとしても誤差でしょう。

私はこの画像を「そんなに回旋はなかったですよ」という記録画像として撮りました。

無論、もっと曲げていけばより判断しやすくなると思いますが、痛いのに曲げるのは辞めた方がいいです。

患部がどうとかっていうよりも、患者は「無駄に痛いことされた」って言います。

あとはレントゲンで回旋含め転位は全部把握できていますから、最終確認は問題ありません。

それで、なんの症例だったかと言いますと、基節骨基部骨折でした。

どこで折れているかわかりますか!

転位はどのようなものでしょうか?

分からなければ、どんどん質問くださいね🙋

〈追記〉

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織方義之(柔道整復師)
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