白鍵と黒鍵の間に 備忘録
白鍵と黒鍵の間に 2024,09/28
前半1/4とそれ以降の2部に分かれてみたので, 作品理解への誤差が生まれておるかもしれないと先に書いておく.
芸術と呼ばれうる産物を, 私服の肥やしに利用する人類と産物への探究へ敬意を表する人類との間を観た. ラスト子叫びはまさに, 芸術≒知的好奇心の最高到達点はいかに尊ばれるか?人類に与えられた特権であるかを示していると考える.
ところで題名の由来を馬鹿みたいに12√2から微分して見つけようと思ったけれど畑違いだと気づくのに, ワンテンポ遅かったことを反省してる.
音楽の楽しさを純粋に吐き出すかのように, 奏で合うシーンは思わず目頭が熱くなった一方で, あの振り受け, ダンスは頗る陳腐なものでありもし登場人物の時事に合わせたものであったとしても最悪だなと思った, これは自戒でもある.
コンセプチュアルであるという“語弊”はどこまで広がっていくのか見所である近代.
何はともあれ, さっぱりとして深煎りしすぎなくて良い芳しさの香る作品をありがとう.
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