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頑なになっていく心, 自己相対化をしないまま主観だけを頼りに世界を構築していく地獄.
同じ経験をしても, 同じ考えを持てるとは限らない. というのを, 歳を重ねたからといって知ってるともはいえないものだ.
老いた者、必ずしも知恵があるのではなく、年とった者、必ずしも道理をわきまえるのではない。
頑なになっていく心, 自己相対化をしないまま主観だけを頼りに世界を構築していく. 「いじめっ子はいじめられた側の気持ちも痛みも分からない」からいじめるんだというのは, 真逆なことが実際には起きていることを知らない.
今苦しんでいる人に, もっと苦しんでいる人がいるかもしれないというのは何の解決にもならない.
無知であることが問題でもなく, 気持ちを分かって貰えないことが問題でもない.
知っているという自己肥大化が他人へ負の影響を齎し続けている点と, 寄り添うという心の姿勢を誰もできない地獄からどうやって抜け出せるか. そんなことを考えた今日この頃.