SAO 星なき夜のアリア 備忘録.
遡りつつ思い起こしたことを綴っておく.
SAO 星なき夜のアリア 2021/10/31
エフェクトが美しくすぎて,早く祭典でも祝祭でも開いてほしいとすら思った.
以下 感想記
SAO は極私的に“意志の力”, 魂と霊性である光の話として見ている. (システム超越やアリス, ユイ, ユウキ)
それを前提に思い起こさざるを得ない. 身体の動き, “タメ”だったり“スキル”というユニークさはある種の芸術だよなと.
中高生にあれほどの絶望感と生への渇望を抱かせるが故に湧き出る心理の表情はともかく(観察としては非常に興味深い), アイデンティティと青少年の自立という視点で見ると納得いく部分が幾つかある.
光のエフェクトの美しさと, “ソードスキル”の共鳴が頗る美しいなと心底.
最高のエンタメでした.
2022,07/23
9ヶ月ほど経って改めて真っ先に思い考えたのは, リーダーシップの取り方というか孤立と向き合う心の状態の話.
生存者バイアスというか, 自分にとってなんとかなってしまう物事に対する能力が, 他人にとっても同じではない客観的事実に対して孤立を覚えざるを得ない経験は一個人に対してどんな影響を及ぼすのか?
ミトとキリトを見ながらまじまじと考えた. (映画の時も全く同じこと考えたなと思いだした.)とはいえ, 結論というか着地点の見定めは同じかもしれないなと思っていて結局のところ自己犠牲と利他心の芽吹きの話だなと.
先点的だろうと後天的だろうと, 持ち得た能力をどう活かすかがその人なりの生き様とやらが分かるわけで.
躓きを経験した後, そんな歩み始めをするのだろう. 転んで起き上がって骨折していることにも気がつかずにそれでも走り続ける時にどこに向かおうとしているのか, あるいはどんな内的動機が湧き上がっているのか.
そうか, その“ 内的動機 “ が培われる物語が僕は気になっているのか. ふむふむ…
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