
【撃沈】フルマラソン【DNF】
12月末に予定しているフルマラソンの予行演習として、フルマラソンを走ってきました。
コース内に砂利道区間があるとのことだったので、ゴールタイムはあまり気にしていませんでしたが、それでも3時間15分くらいは行けるだろうと考えていました。
目的、課題
下の4点の確認をしようと考えていました。
マラソンペース
前回のハーフマラソンの結果から、フルマラソンでは1キロ4分24秒のペースで走れる計算となる。このペースで安定して走れるかを確認する。
30kmの壁
いわゆる「30kmの壁」を体感し、30kmを過ぎたときに身体にどんな問題が起きるかを確認する。
補給
ハーフマラソンではレース中のジェルの補給は不要だったが、フルマラソンではどうかを確認する。
また、ハーフマラソンでは2.5kmごとに給水所でスポーツドリンクを2口ほど飲んで水分補給は問題なかった。フルマラソンでも同じ方法で問題ないかを確認する。
アルファフライ2のテスト
アルファフライ2を練習で1度使った感じでは、上に跳ねるが前に進まない印象。レースで使用して長距離での走りやすさを確認する。
結果
大臀筋に痛みが出たため、29km過ぎでリタイヤ
平均ペース キロ4分43秒

レース内容
序盤(~10km)
最初の1kmは少し速すぎましたが、1キロ4分35~40秒くらいのペースで走り始めました。しかし、砂利道区間が思っていた以上に走りにくく、1キロ4分35秒を維持するのがきつく感じました。
砂利道はズルズルと滑って走りにくく、走り方を試行錯誤しながら走行。腕をやや縦に振り、スプリントのように走ると少しペースは上がりましたが、そのフォームが大臀筋に負担をかけてしまったようです。
序盤からペースに乗り切れない感覚が続きました。
中盤(10km~25km)
13km地点で大臀筋に嫌な張りを感じ始めました。
このあたりで、1キロ4分50秒くらいのペースで走るハーフマラソンの集団に追いついたので、少しペースを落としてこの集団につかせてもらいました。2kmほど集団で走りましたがペースが物足りなかったので先に行きます。
その後は1キロ4分35秒くらいのペースを維持して走り続けましたが、大臀筋の痛みが徐々に増していきました。
怪我したくなかったので15km地点でリタイアも考えましたが、ペースを少し落とすと楽になったので走り続けます。
20kmを過ぎるとペースがさらに落ち、先ほど追い抜いたハーフマラソン集団に追いつかれたため、再び彼らの後ろについて、1キロ4分50秒のペースに合わせることにしました。
その後、いいリズムで走るランナーに追い越されたので、25km地点までその人についていきました。
終盤(25km~リタイア地点)
25km以降は大臀筋の痛みが大きくなり、ペースを大幅に落とさざるを得ませんでした。
最終的には29km過ぎでリタイアを決断しました。
検証の結果
マラソンペース、30kmの壁
マラソンペース(キロ4分24秒)で安定して走れるかについては検証できず。
今回の環境ではキロ4分24秒はキツかったですが、砂利道とシューズの影響が大きかったと考えられます。
同様に30kmの壁についても、30km到達前に大殿筋の傷みでリタイヤしたので30kmの壁も経験できず。
シューズ
いつも履いているプーマのディビエイトニトロ2と違い、アルファフライ2は前に進むというよりも上に上がるイメージでした。効率的に反発力を推進力に変えるにはどうしたらいいのか練習が必要だと感じました。
29kmまでであれば、レース中は足底の痛みと前ももの痛みはありませんでした。足には優しいのかもしれません。(レース後は前ももの筋肉痛がありました)
補給
水分補給
スタート前にペットボトル1本を飲み、レース中は2.5kmごとに紙コップ1杯の水分を補給しました。この方法で29kmまで喉の渇きはなく、またトイレに行く必要もありませんでした。
フルマラソンでも同じで問題なさそうです。
エネルギー補給
レース前に自家製ジェル200gを摂取しました。これで29km地点までエネルギー切れを感じることはありませんでした。
またスポーツ羊羹を走りながら食べてみましたが、走りながらだと押し出して封を切るのが難しく、また口の中で羊羹を噛むのも呼吸ができずにつらいため、レースの時には不向きでした。
言い訳
砂利道
コースの半分が砂利道だったため、非常に走りづらく感じました。ズルズルと滑りやすく、地面からの反発を活かせずに走ることが難しかったです。
大臀筋を多用する形となり、疲労が溜まりました。
また、砂利道でペースが落ちるのを防ぐためにスピードを上げようとすると、さらに疲労が増しました。
砂利道と舗装路が繰り返されるため、ペースや強度を一定に保つことが難しく、まるでインターバル走のような感覚でした。
シューズ
今回はテストとして使い慣れていないアルファフライ2を履いて挑みました。これまではプーマのディビエイト ニトロエリート2を使用していましたが、今回はクッション性の高さがフルマラソンに適していると判断してアルファフライ2を選択しました。
しかし、まだアルファフライ2に慣れておらず、プーマほど前に進む感覚が得られませんでした。
キロ4分20秒程度のペースで既にきつさを感じてしまいました。
ハーフマラソンの疲労
前週のハーフマラソンの疲労が完全には抜けていませんでした。レース前のトレーニングで脚を少し痛めてしまい、レース前にいい練習ができませんでした。
3時間10分切りは難しいけど、3時間15分くらいは行けるだろうと舐めていました。
コースやシューズの影響もありますが、フルマラソンを走る準備ができていませんでした。
12月末のフルマラソンには準備を整えて臨みます!