日常生活の選択にアルゴリズムを
普段から物事の選択手順を決めておくと便利だよという話。
『NOISE』を読み終えた。
上巻はノイズについての解説で、下巻はノイズを減らすにはどうすればいいかという話である。本書における「ノイズ」とは、判断のバラツキのことで、もう少し詳しく知りたい人は以下を参照。
ノイズを減らす方法としていくつかの手段が紹介されているのだが、その中で「アルゴリズムを活用する」というのがあった。ここで言うアルゴリズムとは、機械学習などコンピュータを使うものが中心であるが、より単純なルールも含まれる。
単純なものにしろ複雑なものにしろ、アルゴリズムを使えばノイズは減る。アルゴリズムは気分や体調に左右されない。同じ入力をしたら同じ出力となる。相変わらずバイアスは残ってしまうが、ノイズが生じない分だけ正確性が増す。だからもっとアルゴリズムを活用するのがいいわけだ。
本書ではアルゴリズムを専門的で仕事に関する判断に活用することを勧めている。だが判断にアルゴリズムを活用することは日常生活でも役に立つ。例えば良い例としてこんなのがある。
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