沖縄に「ゆし豆腐」というものがある。まずは基本情報から。
海水が禁じられているって、今気づいた。誰が禁じてるのって、根拠法を探すんだけど、すっきり書いてあるところがない。
ってあって、「海水を殺菌する設備とか大変だわ!そんなんできんわ!」ってなって、「それって、実質海水禁止ってことじゃん!」っていうのを略して、「現在は禁止されている」ってなってるのかな。
ほら!テレビでも取り上げられてるやん。これは宮古島の豆腐だけど。少なくとも海水で豆腐を作ることは禁止されているわけではなさそう。ただ、この宮古島のゆし豆腐が「幻」と言われているだけあって、相当少なくなっているみたい。石垣島では今はもうどこもやってないみたい。
「ゆし豆腐ってのは、海水を凝固剤にして作った豆腐なんだぜ」と先日どや顔で言ってしまった。ここでこっそりと謹んで訂正します。(豆腐屋さんが早朝に海水を運ぶところまでジェスチャーしてしまっていたぜ)
ま、ゆし豆腐の魅力は、海水にあるわけじゃないもんね。火を入れずに生でうまみだけを絞り出した豆乳を使って、あったかふわふわ(以下「あちこーこー」)の状態で食べるところに魅力があるんだもんね。
という風に、ゆし豆腐への法的規制が年々厳しくなっている。だからこそ、フードツーリズム的な価値は高まっているともいえる。あちこーこーのゆし豆腐を食べるために、誰よりも早起きして、豆腐屋さんでテイクアウトして、旅の仲間に振舞う。これを宣言した。スーパーのゆし豆腐でいいじゃんという意見に対して、「話にならない」みたいに厳しいことを言ったりもした。
ほら、こんな風に逆風に負けないで頑張っているお豆腐屋さんもいる。
あれ?「スーパーへの納品数」?あつあつの豆腐を?
こんな素敵な記事もあった。
スーパーのでいいじゃん。軽く袋を触って、あちこーこーの確認したいわ。
というわけで、今回二度目ですが、ここでこっそりと謹んで訂正します。スーパーのゆし豆腐食べたいです。