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michisora7
ショートショート けもの道の冒険。140字小説
僕らは歩く。
目的地に向かって。
けもの道の真ん中。足跡は、繋がっていた。
「どこまで行くの?」
僕は尋ねる。来た道はもう分からない。
「行けるところまで」
キミは振り向かずに言う。
遠くで小鳥が鳴いていた。頬っぺたを膨らませたリスとすれ違う。
軽く会釈をする。リスは満足そうに走り去っていった。
僕らは歩く。
目的地に向かって。
けもの道の真ん中。足跡は、繋がっていた。
「どこまで行くの?」
僕は尋ねる。来た道はもう分からない。
「行けるところまで」
キミは振り向かずに言う。
遠くで小鳥が鳴いていた。頬っぺたを膨らませたリスとすれ違う。
軽く会釈をする。リスは満足そうに走り去っていった。