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築55年の古民家を丸ごとDIYしてみる ⑪洗面台を交換する

古い家の割には、新しめの洗面台だったので、おそらく一度は交換してそうです。

壁に鏡付きの棚が引っ掛けてあり、洗面台自体はただ置いてありました。
ですので撤去するのは、難しくありませんでした。
壁の鏡を取り外すと、フックが二箇所ビスで止めてあるだけなので、ビスを外すと洗面台の上部は簡単に、撤去出来ました。

それから洗面台下の排水パイプを取り除いて、洗面台も引っ張れば動きました。めちゃくちゃ重たいわけではないので、主人と二人で外に運びました。

蛇口は単水栓なので、もともと給湯の配管が無い状態です。
水道は水道管の腐食で穴が空いてしまっていて、以前から漏水が発生していたようです。こればかりは、夫婦では治せず水道屋さんに頼むことにしました。

見積りの結果、地中の埋設管の修理は、想像以上に費用がかかる事が解りました。
いろいろ検討したら、建物の外壁に新しい配管を設ける露出配管方式(外壁に水道管をはわせる方法)ので、やり替える事にしました。

露出配管方式は冬場に電熱線を使用しないと凍ってしまうとか外観が素敵じゃ無いなどデメリットもあるものの、費用が格段に安いし、もし何かあってもすぐに修理が出来るメリットがあります。
新しい給湯器からは風呂場と台所へ配管する事にしました。

以前から、洗面台については、私のこだわりがありました。最近は古民家と言えば、大きな鉢のような陶器を置いて、、、。と想像してしまいますが、実際使いやすい蛇口と大きめの陶器の洗面ボールを準備すると、予算オーバーになってしまうんです。
インターネットで予算内で探してはみましたが、何だかピンとくるものも無く。

洗面台を置いてあるところ、ホームセンターやリフォーム屋さん、家具屋さんなどを巡りましたが、それでもピンとくるものがなかなか出会えませんでした。

ある日、IKEAの小ルームを思い出し、気になり見に行きました。
すると、私が想像していた通りのものが、あったのです。
ナチュラルなパイン材と真っ白な陶器で出来ている素敵な洗面台でした。

ですが、その時に展示してあるものは、またまた予算オーバーなのと、サイズ的にも少し大きくて合いません。
小ルームには、洗面ボールや蛇口などばら売りされている事もわかりました。

悩んだ挙句、サイズも合うし素敵だし全部合わせても予算内でおさまったので、真っ白な洗面台と鏡と照明器具、洗面台がコンパクトで、物入れが少ないので、壁掛けの扉付棚をIKEAで一緒に購入しました。

配管の上に洗面台を置いて、鏡や照明、棚をセッティングしました。
それらは全て、私でも出来るビスでフックを止めるだけの簡単な物でした。
排水パイプも、説明書を見ればちゃんと記載してあるので、素人でも繋ぐ事ができました。

鏡と洗面台の間に、水がはねてしまう壁が少しあるのですが、板が水濡れしないように防水の壁紙を貼りました。しかも、100円均一のものですみました。

はじめは、玄関入ってすぐに洗面台って、、、。と思いましたが、庭をドッグランにしていて家に入ってすぐにワンちゃんの足が洗えるので、今では大活躍です。

私が不便だなと感じる時を強いて言えば、水道工事の際少しケチって、お湯を出なくしてしまった事です。
主人は、冬場はさすがにお湯が欲しいと、ケトルでお湯を沸かして洗面台で顔を洗っています。ワンちゃんは、冬場は浴室で手足を洗っています。

冬場になると、一層不便さがしみてきますが、それも含めて身の丈に合っているように思います。


完成した洗面所です


良かったら、またのぞきに来てください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m









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