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少しずつ、声を荒らげる事を他の行動に変えたら、子供も変わった。感情を制御することを、大人が見本になって教えていこう。
こんにちは〜honaです!毎日投稿中です。
今日は、少しずつだけど声を荒らげる事を他の行動に変えたら、子供の言動も変わっているような気がすると言う話を残したいと思います。
少し前に、私が声を荒らげると子供も声を荒げてしまう、私の行動は子供の一部になっていくから少しずつでも変えていこうと言う話をしていました。
その後、夫の勧めで今、こちらの本をAudibleで聴いているところです。
この中にはいくつか大事なエッセンスが入っていると思いますが、その中で私の心に残っているのは、相手を判断するのではなく相手を理解しよう、と言うお話。
それって、育児や保育園にもすごく当てはまるなぁと思いました。
例えば目の前でものすごくいたずらをしたり、騒いだり、とにかく大人が想定しないことをする。やめてと言っても、やめない。
そうしたときに「この子はなんて話を聞かない子なんだ」とか「いたずらばかりして大人を困らせる子供だ」とか、主観的な自分の考えを思いついて、そしてそれをそのまま子供に言葉で返してしまうと言うことがあるなぁと思いました。
これこそが、「相手を判断している」状態だろうと。
そしてそれだけでなく、その言葉に自分の感情が色付けされてしまって大きな声で子どもに強めに言ってしまうようなことも、時にはあると思います。
それで子供が止まることもあると思います。ただそれは見た目の動きが止まっていて子供が感情を押し殺しているだけかもしれない。多くの場合、そのまま子供も大きな声で強い言葉を返してきたり、反発したりするようなことになってしまう気がします。
私は最近、余裕があるときには、子供が何か騒いだり、少し状況にそぐわないような行動をしている時には、まず「なぜこの子は今そういうことを言っているんだろう?こういう行動するのだろう?」と言うことを考えるようにしています。
子供の行動の理由や、その子供の状況について少し考えてみる。「相手を理解する」ために。
もちろんすべてのケースでできているわけでは無いですよ〜余裕がある時です。
そうすると、不思議と子供に対して、感情に任せて声を荒らげるのではなく、そっと話しかけることができます。
例えば今日の夕ご飯の時、年少の娘が口に唐揚げをいっぱい詰めたままたくさんおしゃべりをして、口の中に入っているものが見えている状態だったのを、夫に2回注意されて、泣いてしまいました。
そこで、私も一緒になって怒るのではなく、「なんで口にたくさん食べ物がたくさん入っているのを他人に見せる状況になってしまうんだろう?」と考えました。
もしかしたら、口にいっぱい食べ物を入れすぎなのかもしれない。それとも食べ方がわからないのかもしれない。と思いました。
そこで泣いている彼女に対して私の歯を見せながら「ママのここの歯、わかる?少し尖ってるでしょ。ここの歯は尖ってるからお肉を前歯で噛むない時にここで切れるんだよ。〇〇ちゃんにも、ほらあるでしょ?もしお肉がうまくきれなかったら、少しお肉を横にずらして噛んだら切れるかもよ。」と言うような感じで伝えてみました。
すると、娘も自分の歯を触って少しそちらに興味が向いたようで、泣くのをやめました。次の唐揚げを口に入れて、犬歯でしっかりお肉を噛み切っていました。
その後は口に食べ物が入った状態を他人に見せる事もなく、無事食事を終えることができました。
私の今回の対応が100点満点だったかどうか分かりません。しかし少なくとも、私が夫と一緒に感情に任せて怒るよりも、彼女の心の平穏を取り戻すことができたし、さらに彼女にとって新しい食べ方を学ぶ機会を与えることもできたのかなあと思っています。
幼少期は、脳がどんどん発達する時期です。前頭前野でおこなう感情の制御が、おそらく我々大人よりも未熟です。
だからこそ我々大人たちが見本となって、感情を制御している姿を子供たちに見せていく必要があるのではないか、と改めて日々考えています。
かといって、毎日の育児の中ですべての感情を制御するのは至難の業。。
これからも無理のない範囲で、子供と向き合いつつ、自分の感情を制御して、これは自分の脳トレにもにもなるよなぁと考えて、ゆるゆるとやっていきたいと思っています^^
では今日はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました!
hona