主婦力が、積み重なってた。無駄な時間なんて、無いよ。
夫の誕生日、だった。
何が食べたい?と夫に聞いたら、色々考えた末に、
というメニューになった。
というのも夫は複数の食物アレルギー持ち。
小麦アレルギーもあるので、外食や中食にあるような唐揚げや肉団子は大抵食べられない。
かといって家でも、唐揚げはなかなかやらない。油の処理が大変だし、体にも優しくないので。
そこで、お誕生日という免罪符を得て、作ってあげることになった。
唐揚げ1kg、肉団子700g、フライドポテト400g。
コブサラダは4種類の野菜とたまごを、
きのこのグリルに、しじみのお味噌汁。
2日分くらいの量を、2時間かからずにひとりで作り上げたあと、ふと気がついた。
と。
昨年の今頃も、夫の誕生日やらクリスマスパーティやらで、ご馳走っぽいものを作る機会があった。
その時と比べて、多少ながらもテキパキ進められて、片付けも同時進行できたように感じた。
ああ、専業主婦の時間も、きっと無駄じゃないんだな。
と嬉しく思った。
昨年3月に正社員の仕事を辞めてから、自分の子どもたちとの関わりを大切にしたくて仕事に就かず、もちろん収入はほぼゼロ。
最近はちょっとオンライン事務でもしようかと思って応募しても条件が合わず、結局状況は変わらず。
この1年9ヶ月、キャリアも経験もなにも積み重なっていないように感じて、自分が選んだ道だから後悔は無いのだけれど、悲しい苦しい思いに潰されそうになることも、ある。
だけど今日、何も積み重なって無いわけじゃ、なかったのかなと思えた。
毎日、ごはんを作る。
その作業は何の変哲もない繰り返しのように見えて、実はその反復こそ手際の良さを生み、そのなかで少しずつ試行錯誤していった積み重ねが、『自分たち家族にぴったりの美味しいごはん』を作るスキルを育む。
それ以外にも、以前記事にしたトイレ掃除やお風呂掃除、洗面所掃除などのスキルや経験も、専業主婦をしていなかったら、きっと得られなかったと思う。
いまの生活の中では、ありがたいことに、ほとんどやりたい事だけに取り組ませてもらっている。
家事を仕組み化すること、美容と筋トレを続けること、noteをかくこと、子どもと関わること、幼稚園を応援すること、、、
どれもこれも、残念ながら今現在は、仕事にならないし収入も得られない。市場では、報酬をもらうに値しないレベルだから、当然だ。
でも、こうやって好きで楽しいことを続けて、試行錯誤してレベルアップしながら、長い間取り組むことは、私のなかに少しずつスキルと経験を育んでくれる。
それが5年後、10年後には、もしかしたら私の市場価値を高めてくれる要素になる、かもしれない。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona
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