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子どもの目を、表情を見て、伝える。
今朝のこと。
平日の朝は、学校に行く小2の長男を、近くの角まで見送りしています。
年中の娘が幼稚園に行く時間のほうが後なので、夫が出社して家に居ない場合は、私と娘と二人で一緒に、長男の見送りをします。
今朝もそうでした。
しかしながら、娘は朝にそんなに強くなく、時々長男が出かけてから起きてくることもあるぐらい。
今朝もお兄ちゃんが出かける15分ぐらい前に、自分で起きてリビングにやってきました。
眠いんだかわからないけど、なんだかちょっと不機嫌。
私「そろそろお兄ちゃんのお見送り行くけど、一緒に行く?」
娘「…」
私「行くなら着替えてね!」
娘「めんどくさいからパジャマで行くー!!」
あぁ。。
以前一度だけ、どうしても時間ギリギリで、パジャマでお見送りさせたことが悪かった。。
このままだとパジャマで外に出るのが常態化してしまう危機感から、何としても阻止したい私。
しかし平日の朝、私も自分の身支度に朝食の支度にお弁当作りに、朝はバタバタ。
さぁ、長男の出発時間まであと2分。
私「着替えないなら、いけないよ?!」
娘「やだやだ。めんどくさいーーー!!」
私「パジャマで外出るのはダメなの!着替えたら行けるよ!」
娘「じゃあ行かないもんーーー!!」
こんな感じのやり取りをしたと思います。
結局、私と長男の2人で玄関のドアを開けました。
家から50m くらい進んだ場所で長男が友達と合流して、そこから100m ぐらい進んだ先の角を曲がるまで、見届けています。
私「いってらっしゃーい!」
と長男にタッチして見送り、ふと家の方を見ると・・・
娘が歩いてくるではありませんか。
しかも、
きちんとお出かけ用の服に、全身着替えて。
顔を見ると、思いっきりぶーっとして、今にも泣きそうな顔。
その姿を見て
「あぁ、またやってしまった・・・・」
と思いました。
とにかくすぐに抱きしめて、抱っこして、「大きな声出して、怒ってごめんね」って謝りました。
そして一緒に、長男をいつもの角まで見送りました。
また、娘の心を傷つけるような言葉を、かけてしまった。
そう思ったと同時に、昔の自分を見てるような気持ちになって、胸が苦しくなりました。涙がこぼれそうになりました。
私は昔から、自分の思いに蓋をして我慢するところがありました。
それは、親に対しても同じでした。
ただ断っておきますと、両親がすごい厳しいとか抑圧的だったとか、悪い印象ではなく、愛情たっぷりに育ててもらって心から感謝しています。
単純に、私自身が、両親との関係性のなかで、自分の考えをうまく言葉に出すことができていなかった、と思います。
だから子供の頃、感情がわーって沸き起こって「これを伝えたい」って時にも、うまく言葉にできなくて伝えられなくて、その結果ふいと顔を背けたり、反抗的な態度を取ったり、両親が見ていないところで泣きながら行動したり、みたいなことがあったと、なんとなく記憶しています。
かと言って、具体的な出来事は全然浮かんでこないんですがね。
今回私が怒った後に、娘が一人残された家の中で、リビングから洗面所に行って、一人で着替えて、一人で靴を履いて玄関を出てきたことを想像したら、両親に黙って一人で思いをため込んでいた昔の自分を見ているようで、苦しくなったんだと思います。
あのとき、娘が一人で歩いてきた時の表情が、目に焼き付いています。
さらには、娘が、声を荒げている私を見る、表情も。
忘れてはならないと思いました。
振り返ってみれば、私が子ども達に対して大きな声を出して接している時、子どもの顔をしっかり見ていることって少ないのかもしれないと思いました。
子どもと関わるとき、つい大きな感情の波にさらわれそうになる時こそ、しっかりと相手の顔を見て目を見て伝えることを意識したら、もしかしたら行動を少し変えることができるかもしれない。
少なくとも、私が優しく語りかける時、楽しく関わる時は、娘も息子も、とっても楽しそうにしているのは覚えています。
だから、きっと逆も、同じだろうと思うから。
なかなか自分の感情を操れなくてモヤモヤが続きますが、今回のように自分のことを振り返って分析して、反省して、次の子どもとの関わりに生かしたい、と思っています。
少しずつ、少しずつ。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona
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