4月第1週 今週のおすすめ「本の話」 5選
今週は『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞国際長編映画賞受賞の嬉しいニュースが飛び込んできました! その監督である濱口竜介さんと文学者の野崎歓さんによる対談を全編公開。
文春新書からは辻仁成さん『ちょっと方向を変えてみる』のまえがき、そして秋山千佳さんの『東大女子という生き方』のプロローグをご紹介します。
また4/1はエイプリルフール。特集として衝撃の「嘘」ミステリー5選をピックアップ。また、WEB別冊文藝春秋からはZoomウェビナーによるオンライン対談イベント「米澤穂信×有栖川有栖ライブトーク」をご案内します。
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★【第94回アカデミー賞 国際長編映画賞受賞記念全文公開】 対談 濱口竜介×野崎歓
異界へと誘う、声と沈黙
<映画『ドライブ・マイ・カー』をめぐって>
村上春樹の原作をみごとに映像化し、アカデミー賞国際長編映画賞受賞、カンヌ映画祭では脚本賞ほか4賞に輝いた濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』。
喪失と再生を描く一七九分を語りつくす!
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★辻仁成が贈る、ままならない一生に寄り添う言葉
『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』(辻 仁成)
毎日不安の連続、人生には思いがけぬ災難も降ってくる……
そんな苦しいときは、ぜひ本書のページをめくってみてください。
人生、山あり谷あり――
困難なときを乗り越えるための、励ましと癒しのメッセージ集です。
本書から、まえがき「ままならない一生に寄り添う言葉」をちょい読みです。
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★「東大首席タイプと付き合いたい男なんか、ほかにいないよ」。なぜ女性の価値と学歴には“ねじれ”があるのか
『東大女子という生き方』(秋山 千佳)
著者は取材を始めるまでは、東大女子のインタビューを通して、職場での出世を阻む日本社会の「ガラスの天井」が見えてくるのではないかと想定していました。ところが実際には、もっと手前の段階で、母親や周囲の男性から「女性」として位置づけられることで生まれる生きづらさが彼女たちを苦しめていたことが分かってきました。
本書より「プロローグ」をちょい読みです。
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★エイプリルフールに読みたい 衝撃の「嘘」ミステリー5選!
4月1日はエイプリルフール。嘘を思いきり楽しむ日です。
この世に嘘のタネは数あれど、人智を尽くした最高の「嘘」といえば、なんといってもミステリー小説!
思わず目を背けたくなる恐怖の「嘘」から、隅々まで計算された論理的な「嘘」、世界がひっくり返るどんでん返しの「嘘」まで、とっておきの「嘘」を堪能できるミステリー5作をご紹介します。
★【4/8(金)20:00~】米澤穂信×有栖川有栖ライブトーク!「わたしのミステリー地図」
『黒牢城』で第166回直木賞および第12回山田風太郎賞受賞! さらには4大ミステリーランキング、そのすべてで1位獲得という偉業を達成された米澤穂信さん。そして、「火村英生シリーズ」の誕生30周年という節目に、傑作『捜査線上の夕映え』を刊行された有栖川有栖さん。
ミステリー界を牽引するおふたりによる、夢のライブトークを開催します!
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◆書籍ご紹介
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本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。
こちらもお楽しみ下さい!