早朝読書会
昨日の朝は、オンラインの早朝読書会でした。お二人が参加してくださりました。
深夜の読書会と異なり、テーマはなし、好きな本の紹介となります。
私が紹介したのは、下記の本
警察組織がしっかりしていない時代には、人々の良心に訴えるしかなく、宗教の役割が強かったとしています。
国家という概念がない時代、宗教が集団の構成理念になたことを述べています。
一方で、経済利害の対立からはじまったのに、信仰の対立という理由づけが後にされることがあります。
まだ、ウェバーとトーニーの思考の違いやイスラム教の金融へのスタンスが見えてきます。
個人的に興味深いのら、アンコールワットの建立が一種の公共投資に近いものであったことです。
いづれにせよ、宗教が経済にどのような影響を与えたのかをわかりやすく説いた一冊です。