質問を受けて
とある友人のオンラインサークルに入っている。遅れて入って聞かれたのは、釈迦の組織、サンガの運営を説明してくれている良書知っていますか?というもの。
こういう時は、佐々木閑先生の書物を紹介する。律蔵は教団のルールであり、組織論になる。また、佐々木先生は文献だけでなく、その精神を今どう捉え活かせるか?も考えられるので、読んで学ぶことが多い。そこで紹介したのは?
『「律」に学ぶ生き方の智慧』 (新潮選書)
『出家とはなにか』
『仏教の誕生』 (河出新書)
の3冊を紹介しました。特に『律に学ぶ』はオウム真理教との兼ね合いで論じられていて勉強になります。
その上で、サンガの組織に関して細かく聞かれました。答えはここでは書けませんが…佐々木閑先生に直に習ったことやユーチューブで学んだこと。そこからこの時代でその原理からどう見るべきか?を個人として答えました。
改めて、自分の立ち位置やあり方を確認する機会になりました。最後にかなり厳しい質問もあり、答えながら自分自身も問われることに…
質問を受けるって勉強になるなーと改めて感じる一時でした。