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宗教の役割

今月になって葬儀が続いている。通夜・葬儀をする時は、お経本を配り説明をしてから式を行う。ただお経本を配り読んででは、よくわからないものを読まさせられたになりかねない。そこで、訓読のお経にし、かつ死者と生者の関わりや供養の意味に触れた箇所を選んで編集した。
簡易な説明ながら、内容を説明することで一緒に読んでくれるのでほっとする。

また終了後は、亡き方のあり方に触れながら、仏陀の遺言に触れながら、死者を偲ぶことを話すとともに、死者とともに生きることを話すことが多い。

そこでは、話すことで新たな発見をする時は多い。学んできたことが、つながったり、考えさせられたり…。
自分が話しているのではあるが…故人の遺徳があってのケースが多い。良き生き方が良き通夜や葬儀の空気をつくだす。死者が与えてくれる豊な時間に出会う感覚になったりもする。

葬儀後は49日忌まで七日ごとにお経に伺うがそれもまた、故人の遺徳を感じる時間である。
よき生き方とは何かを遺族と故人から学んでいると感じる今日この頃です。

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