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ある行為

朝日新聞の4月10日の天声人語は、スペイン風の第1波から第3波までの展開と新型コロナウイルスの変異株による影響への懸念を述べ、厚生省役員が会食による感染の問題扱っている。そこにあるのは、コロナ慣れすなわち我々の気の緩みへの注意である。

飲酒や飲食そのものが悪いのではない。科学的見地を守った飲食や飲酒が大切だが、それがなかなかできない。そこが問題なのだと思う。わかちゃいるがやめられないや自分だけは大丈夫という感覚なのであろう。

感染システムはある程度、我々は理解しているが、行動変容ができきれていないのであろう。

ブッダもこのようなケースで悩んだのであろう。以下のような言葉がある。

或る人がたとえ博学であっても、徳行に専念していないならば、世の人々はかれを徳行の点で非難する。その人の学問は完全に身に具わっているのではない。(感応のことば 22-7)

理解と行動が問われているが、もっとも大事なのは以下の考えであろう。

もしも或る行為をしたのちに、それを後悔して、顔に涙を流して泣きながら、その報いをうけるならば、その行為をしたことは善くない。(真理のことば 5-67)

後悔しない行動が今求められていると思う。気をつけたい!

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