薩摩焼酎を嗜む
久しぶりに
芋焼酎を飲んでいる。
黒こうじ仕込み
総かめつぼ「八千代伝」。
薩摩芋の香りが
ふわっとして
まろやかで甘みさえ感じる
こだわりの逸品だ。
口上が書かれている。
「細かいあぜ道を抜けると、
揺れる麦わら帽子のその先に、
一面の芋畑が広がる」
「土作りから苗の栽培・
芋の栽培・収穫・裏作まで、
一年を通じて
醸造家自らで行う」
「私たちは春夏秋冬、
焼酎を磨き、
四季の行合を表現する
醸造家であり続ける」
そしてこう結ばれる。
「思いはひとつ、
美味い焼酎を造ること」
薩摩隼人の精神そのもの。
西郷どんになったつもりで
大きな気持ちになって
この焼酎を嗜む。
「己を尽くして人を咎めず」