山手十番館
横浜の「山手十番館」という
一軒家レストランで妻と食事。
明治百年を記念して昭和67年に
建てられた歴史ある洋館である。
元町・中華街駅を降りると、
アメリカ山公園がライティング。
青い光の中をくぐりながら
右手に外人墓地がある坂を登る。
水色に白の洋館が目の前に現れる。
扉を入れば異国情緒たっぷりの空間、
二階がフランス料理ダイニング。
ステンドグラスから色鮮やかな光。
ガーデン仕立てのサラダからスタート。
十数種類の野菜の中央に黄色のバラ、
甘い黄色ニンジンで作られている。
ドレッシングはローズヴィネグレット。
アミューズが杉の折箱に入って出てくる。
サーモンのアペリティフは漆塗り板に。
鴨の春巻きのようなパートフィロ包み、
サワラのポアレはブールブランソース。
メインは和牛のステーキの上に
フォアグラのポアレの「ロッシーニ」。
黒トリュフのスライスが散らされる
トリュフのベリグーソースでいただく。
ワインは南フランスのビコーズ。
ピノノアールのエチケットは蝶の絵。
スミレやハイビスカス、ザクロや
クランベリーなどのジューシーな物。
今日の料理のソースにとても合った。