MVP比江島の男泣き

冷静な比江島慎が男泣き。
日本のプロバスケット、
Bリーグチャンピオンシップ。
宇都宮ブレックスは
ワイルドカードで出場。
昨年王者の千葉、川崎を破り、
決勝は琉球ゴールデンキングス。

3戦のうち2戦勝てば
Bリーグ発足以来の優勝となる。
琉球はリーグトップの勝率で、
宇都宮は胸を借りる恰好だ。
しかしエースの比江島は
昨季の決勝での敗戦を
何としても雪辱したいと燃える。

決勝の緒戦は第4クオーターで
琉球を突き放して勝利。
2戦目は最初からリードするが、
大詰めで琉球が怒濤の反撃。
残り59秒で2点差にされ、
逆転されるのも時間の問題か。
手に汗握る攻防だった。

その大ピンチで比江島が
琉球の鉄壁の守りを
かいくぐってシュート!
守護神クーリーを圧して、
バスケットカウントまで奪う。
一気に5点差に広げ、
宇都宮の勝利を導いた。

独特のリズムのステップワーク、
変幻自在の切れ味鋭いシュート、
日本屈指のシューティングガードだ。
東京五輪出場も比江島の活躍があってこそ。
これからも魅力溢れるプレーで、
日本のプロバスケット界を牽引して欲しい。
優勝、そしてMVP獲得、おめでとう!