77歳の青年

小田和正が来月、
喜寿を迎える。
若い頃からの澄んだ
高い声に痺れた。
77歳になるというのに
綺麗な声は衰えない。

ボクが学生の頃は
オフコースの人だった。
「言葉にできない」
「眠れぬ夜」「さよなら」
恋人たちの幸福と焦燥、
嬉しさと悲しみが歌われた。

小田の美しい高音は
ファルセットではない。
女性の音域まで出せる
天性の歌声の持ち主。
独立してソロとして、
心に響く曲を作り続ける。

あまりに有名となった
「ラブストーリーは突然に」
「言葉にできない」
「いつかどこかで」
「悲しみを、そのまま」など、
ヒット曲を半世紀も生み出す。

もはや小田は伝説の
シンガーソング&ライター。
今、新しいアルバムのために
レコーディングを行っている。
77歳の青年はどんな曲で僕らを
夢の世界に連れて行ってくれるのだろう。